イーサリアム(ETH) の動向と将来性は?今後の価格推移と取引所の選び方

イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)の次に時価総額が仮想通貨(暗号資産)です。イーサリアム(ETH)の購入・取引にあたっての今後の将来性を含めた基本情報、専門用語とトピックなどを解説。イーサリアム(ETH)の購・取引が可能なおすすめ仮想通貨取引所も紹介します。
  • 2022年6月20日
  • 2022年7月19日

仮想通貨(暗号資産)といえばビットコイン(BTC)のイメージが圧倒的に強いですが、仮想通貨時価総額ランキング2位のイーサリアム(ETH)も一部では注目を集めています。

イーサリアム(ETH)の時価総額は1ETH=140,000円前後(2022年6月時点)を推移。

2022年の年初にかけて若干値が落ちていましたが、3月から4月にかけては高水準、しかし5月後半から仮想通貨(暗号資産)関連の悪材料が続き暴落しています。

しかし、将来性に期待されている仮想通貨(暗号資産)イーサリアム(ETH)を購入したいという方も多いでしょう。

そこで今回は、イーサリアム(ETH)の主な概要や具体的な購入方法、おすすめの取引所について詳しく解説していきますので参考にしてみてください。

※本記事の価格は全て税込みです。

仮想通貨(暗号資産)イーサリアム(ETH)とは

イーサリアム(ETH)とは

イーサリアム(ETH)とは、ビットコインに次ぐ時価総額を持ち、注目を集めている仮想通貨です。

ヴィタリック・ブテリン氏によって2014年7月に発行が開始され、「スマートコントラクト」技術を搭載することで画期的な契約方式を実現しています。

また、ビットコインよりも複雑な取引や契約が行えることが特徴的です。

取引承認に必要なブロック生成間隔がビットコインの約40倍早いため、大量の取引を即座に処理できます。

スマートコントラクト技術とは

スマートコントラクトは、あらかじめ決められた設定に基づき契約を自動的に行うシステムです。

そしてイーサリアムは、そんなスマートコントラクトをブロックチェーン上で管理しています。

ブロックチェーン上で管理することで1人のユーザーによるデータの改ざんを防げるため、契約時に発生しやすいトラブルを未然に防ぐことが可能です。

そんなイーサリアムを活用した「DeFi(Decentralized Finance)」という分散型金融システムのプロジェクトも複数開始されています。

イーサリアム(ETH)を取り扱う仮想通貨取引所

イーサリアム(ETH)を取り扱う仮想通貨取引所

イーサリアム(ETH)を取引可能な国内の仮想通貨取引所は、全部で9つあります。

それぞれの仮想通貨(暗号資産)取引所におけるイーサリアム(ETH)の現物取引とレバレッジ取引の可否をまとめました。

イーサリアム(ETH)取引所現物レバレッジ
Coincheck×
DMM Bitcoin
bitFlyer×
bitbank×
GMOコイン
BITPoint×
SBI VCトレード
Huobi JAPAN×

なお、レバレッジの倍率はすべて2倍となっています。

イーサリアム(ETH)のチャートと動向

イーサリアム(ETH)の動向

多くの仮想通貨取引所で取引できるイーサリアム(ETH)ですが、購入をする前にまずは直近の動向について確認しましょう。

注目イーサリアム(ETH)直近の動向
  • 2018年1月:仮想通貨バブル
    仮想通貨市場の好景気により、800ドル→1,300ドルまで上昇しますが、G20サミットの仮想通貨規制の議論も影響し下落していきます。
  • 2019年:低迷を続ける
    2019年は低迷を続け、イーサリアムの価格は下落を続けました。2度のアップデートにより上昇傾向となりましたが、2020年のコロナショックにより、一時100ドルをきるまで下落しています。
  • 2020年下半期:金融緩和とアップデート
    2020年下半期から、コロナ不況を打開するための金融緩和により再び上昇を始めます。12月には「セレニティ」というアップデートが入りさらに上昇に拍車がかかりました。
  • 2021年5月:最高値更新
    イーサリアムは2021年5月に最高値となる4,000ドルを突破しました。しかし、その後仮想通貨市場の暴落に巻き込まれ勢いが止まります。
  • 2021年8月:ロンドンアップデートにより上昇
    イーサリアムは2021年8月の「ロンドン」アップデートにより徐々に上昇し続け11月には4,800ドルを超えています。
  • 2022年4月:ロシアの影響で下落気味に
    2022年を迎えてからはロシア中央銀行による仮想通貨規制案や大規模侵攻により1月、2月と下落しています。3月に入ってからは徐々に値を戻しています。
  • 2022年6月:テラUSD(UST)の崩壊
    テラUSD(UST)の崩壊で仮想通貨(暗号資産)が全面安。加えて米ドル金利上昇で下落へ。

特徴的なのはイーサリアムはアップデートが入ると価格が上昇する反面、外部環境とりわけドル金利上昇と金融引き締めによる影響を受けやすいことです。

世界経済による影響で下落を強いられることは多々ありますが、アップデートという大きなイベントを見逃さないことは取引する上で必須といえます。

イーサリアム(ETH)の将来性

イーサリアム(ETH)の将来性

イーサリアム(ETH)の将来性は多くの方が注目していることでしょう。

結論から言うとイーサリアム(ETH)は今後も上昇傾向にあると推測できます。

イーサリアム(ETH)が今後も上昇する理由
  • 分散型金融システムの発展
  • NFT市場の拡大
  • 名だたる科学者やアナリストが公言
  • 世界の有名企業と連携

分散型金融システムの発展

イーサリアムと分散型金融システム「DeFi」(Decentralized Finance)は密接な関係にあります。

そもそもDeFiとは金融サービスの1つで、管理者がいなくても安心してユーザー間の仮想通貨(暗号資産)取引を行えることが特徴です。

仮想通貨同士の交換ができる分散型取引所を始めとして、さまざまなプロジェクトが立ち上げられています。

そして、DeFiサービスのほとんどはイーサリアムのブロックチェーン上で行われています

そのため、DeFiにおいてイーサリアムは必要不可欠な存在です。

DeFi関連のプロジェクトが大きく発展を遂げることでイーサリアムの価値はさらに上昇するでしょう。

NFT市場の拡大

2021年から注目を集めているNFT市場(Non-Fungible Token)もイーサリアムと関係があります。

NFTとは、仮想通貨(暗号資産)のブロックチェーン技術とデジタルデータを組み合わせたものです。

現在はデジタルアートの取引に用いられることが多いですが、アート以外の活用方法も現在開発されています。

NFTの作成にはイーサリアムのトークン規格(ERC-721)が利用されているため、NFT市場が今後拡大していくにつれて、イーサリアムの需要も高まるでしょう。

名だたる科学者やアナリストが公言

世界有数の金融機関であるJPモルガン・チェースを始めとして、米国や英国のアナリストたちがイーサリアムには将来性があるとみています。

一部ではビットコインよりも需要があると結論づけており、期待が高まる仮想通貨(暗号資産)として注目を集めています。

期間や予想価格は違えど、現在の価格の何倍にもなると予想されています。

世界の有名企業と連携

イーサリアムにはイーサリアム企業連合EEAという団体があります。

EEAは、主にイーサリアムを利用する企業のサポートのために設立され、現在までに有名企業が加入しています。

EEAへ加入する有名企業
  • マイクロソフト
  • トヨタ自動車
  • インテル
  • KDDI

EEAへ加入する企業が年々増加していることからも、イーサリアムに対して大きな期待が寄せられていることがわかります。

今後さらに大企業が加入すれば一気に注目度も高まり、市場価値は上がっていくでしょう。

イーサリアム(ETH)の取引のポイント

取引のポイント

ここまでイーサリアム(ETH)の主な概要や将来性について詳しく解説してきました。

イーサリアムを取引するには現物取引とレバレッジ取引の2種類があります。それぞれ取引のポイントについて見ていきましょう。

現物取引

現物取引は、仮想通貨(暗号資産)取引所を通じて仮想通貨(暗号資産)を売買する基本となる取引方法です。

自己資金のみで取引を行うことが特徴なため、ある程度まとまった資金が必要になります。

現物取引はレバレッジ取引などと区別する際に用いられますが、最もスタンダードな取引のため仮想通貨初心者におすすめといえるでしょう。

レバレッジ取引

レバレッジ取引

レバレッジ取引とは、口座に預けた証拠金を担保に2倍程度の金額で取引が行える取引方法です。

メリットは、通常の証拠金取引よりも利益を多く得られることです。単純にレバレッジが2倍なら2倍の利益を得ることが可能なため、資金効率が良くなります。

しかし、それは損失を受けたときも同じで、2倍のレバレッジなら損失も2倍になります。

そのため、証拠金以上の損失を食らってしまう可能性があるため注意が必要です。

また、証拠金以上の損失差額分は「追証」となり返済しなければなりません。資金管理を含め十分に気を付けましょう。

イーサリアム(ETH)取引の各種手数料

取引手数料

各仮想通貨(暗号資産)取引所におけるイーサリアムの各種手数料は、以下の通りです。

仮想通貨取引所売買手数料送金手数料
Coincheck・取引所:無料
・販売所:スプレッド
0.005ETH
DMM Bitcoin・BitMatch:6円/0.01ETH
・販売所:スプレッド
無料
bitFlyer・取引所:0.01~ 0.15%
・販売所:スプレッド
0.005ETH
GMOコイン・Maker:-0.01%
・Taker:0.05%
・販売所:スプレッド
無料
BITPoint・取引所:無料
・販売所:スプレッド
無料
bitbank・Maker:-0.02%
・Taker:0.12%
・販売所:スプレッド
0.005ETH
BTC BOX・取引所:0.05%
・販売所:スプレッド
0.01ETH
Huobi Japan・Maker:0.012~0.15%
・Taker:0.036~0.15%
・販売所:スプレッド
0.007ETH
Zaif・Maker:0%
・Taker:0.1%
・販売所:スプレッド
0.01~0.05ETH

各取引所によって手数料に差があります。

取引を頻繁に行う方は売買手数料を、入出金に重きをおいている方は送金手数料を重視しましょう。

また、取引所と販売所でも手数料は異なるので注意してください。

イーサリアム(ETH)の用語解説

用語解説

ここからは、イーサリアム(ETH)に関連している4つの用語に関して解説していきます。

  • ガス代
  • Proof of Work(略称:PoW、プルーフ・オブ・ワーク)
  • イーサクラッシック
  • NFT

ガス代

ガスとは、ユーザーがネットワークとやり取りする際にイーサリアム側から要求されるイーサの数を表します。

ガス代は主に以下のように使われています。

ガス代の使われ方
  • イーサリアムマイナーへの報酬
  • イーサリアムネットワークにセキュリティを提供するため

基本的にマイナーやセキュリティのインセンティブとして使用されるためユーザーに還元されることはありません。

一部のユーザーは、ガス代の使用用途に不満を持っているようです。

Proof of Work(略称:PoW、プルーフ・オブ・ワーク)

Proof of Work(PoW、プルーフ・オブ・ワーク)とは、コンピューターで計算を行うことでブロックを新たに承認・生成する仕組みのことです。

仮想通貨(暗号資産)の取引や送金データをブロックチェーンにつなぐ仕組みとして重宝されており、ビットコインを初めとした仮想通貨に取り入れられています。

イーサリアム(ETH)もPoWを採用することでセキュリティを向上させています。

セキュリティが高い分、仮想通貨(暗号資産)初心者の方でも安心して取引に臨めるでしょう。

イーサリアムクラシック

イーサリアムクラシックは、2016年のTHE DAO事件により生まれた仮想通貨です。

この事件によりもともと1つのコミュニティで運営されていたイーサリアムが分裂したことで誕生しました。

イーサクラシックもイーサリアムと似た特徴を持ちますが、市場規模を比較するとイーサリアムは時価総額2位を誇るなど大きく成長を遂げています。

対してイーサリアムクラシックの規模はまだ小さいといえるでしょう。

NFT

NFT(非代替性トークン)とは、アイテムの所有権を担保するものとして使われるものです。

アート作品をはじめとしたアイテムをトークン化することで、改ざんできない唯一の価値を保証できます。

デジタル資産の所有者を明確にできることは非常に画期的で、今後も様々な用途に使える可能性があるため目が離せません。

NFTは、イーサリアムのブロックチェーンにより担保されているため非常に密接な関係があります。

イーサリアム(ETH)の安全性への取り組み

安全性

もともとブロックチェーンはセキュリティが高いことで有名です。

イーサリアム(ETH)はそんなブロックチェーンシステムに加えてスマートコントラクトを採用しています。

この2つを組み合わせることで安全性と信頼性に優れたシステム運用を可能にしています。

安全性はイーサリアムが誕生してから長らく取り組んでいることのため、ハッキング被害など不祥事が起きる可能性は低いといえます。

イーサリアム(ETH)のおすすめ取引所5選

イーサリアム(ETH)のおすすめ取引所5選

最後にイーサリアム(ETH)を取引するのにおすすめの取引所について特徴を含めて見ていきましょう。

仮想通貨取引所特徴
Coincheck500円相当の低価格から仮想通貨投資を始められる
DMM Bitcoin年中無休の問い合わせサポートが付いている
GMOコイン最短即日で口座開設が可能
bitFlyerメガバンクと提携していて信用度が高い
BITPoint取引手数料かけずにイーサリアムを売買可能

今回は仮想通貨(暗号資産)初心者でも取引しやすい仮想通貨(暗号資産)取引所を厳選して紹介します。

Coincheck

Coincheck(コインチェック)キャプチャ

Coincheck
入金手数料無料
出金手数料一律407円
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)手数料
(BTC)
無料
スプレッド0.1~5.0%
販売所 最低取引単位(BTC)500円
取引所 最低取引単位(BTC)500円
取扱暗号資産16種類
レバレッジ取引なし

コインチェック最大の特徴は、500円という少額から仮想通貨投資を始められることです。

イーサリアムの取引も500円から可能で、元本が少ない方や少額から体験してみたいという方に特におすすめといえます。

また、国内最多ダウンロードを記録しているアプリで携帯から簡単に取引できるため、手軽さもあります。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin キャプチャ

DMMビットコイン
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)現物取引無料
レバレッジ取引無料
レバレッジ手数料ポジション金額の0.04%/日
※ロールオーバー時に発生
最低取引単位(BTC/JPY)現物取引0.0001
レバレッジ0.001
取扱暗号資産20種類
レバレッジ取引固定2倍

DMM Bitcoinは、DMMグループが運営している仮想通貨取引所です。21種類の仮想通貨(暗号資産)全てでレバレッジ2倍の取引ができます。

リスクを取って大きな資産を築きたい方に向いていますが、現物取引も可能なため新規参入者も多くいます。

お問い合わせフォームやLINEから問い合わせができるため、初心者でも安心して取引に臨めるでしょう。

GMOコイン

GMOコイン キャプチャ

GMOコイン
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)Maker:-0.01%
Taker:0.05%
取引所(レバレッジ)無料
暗号資産FX無料
最低取引単位(BTC)販売所0.00001 BTC
取引所0.0001 BTC
取扱暗号資産21種類
レバレッジ取引最大2倍

GMOコインでは、最短即日で口座開設が可能です。口座開設に1週間程度かかる国内取引所も多いため、素早くスムーズに取引を開始できるのはメリットです。

また、各種手数料が無料でスプレッドも比較的狭いため仮想通貨初心者の方でも取引しやすいでしょう。

イーサリアムの取引も最狭水準のスプレッドで、余計な費用がかかりにくいです。

bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)キャプチャ

[table “26” not found /]

bitFlyerは、セキュリティの高さが特徴的です。オフラインで資産を管理したり、シークレットキーを複数作成して対策をしています。

また、メガバンクと提携しているため信用度が高く、詐欺被害に遭う可能性は極めて低いでしょう。

安心安全に仮想通貨の取引をしたい、大きな資産を預けたいという方におすすめです。

BITPOINT

BITPOINT 画面キャプチャ

BITPOINT
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)無料(スプレッド)
最低取引単位(BTC)0.00000001BTC
取扱暗号資産13種類
レバレッジ取引なし

BITPOINTは、イーサリアムを含めた13通貨から取引が可能です。

取引や入出金に関わる手数料が無料なため、こまめに利益を取るデイトレードに適しています。

また、会社の資金とは別に顧客の資産を管理しているため、万が一会社が倒産に追い込まれても自分の資産が返ってこないということはないでしょう。

イーサリアム(ETH)は今後も期待できる仮想通貨

イーサリアム(ETH)は今後も期待できる

仮想通貨イーサリアム(ETH)購入のポイント
  • イーサリアム(ETH)の将来性を知る
  • イーサリアムを購入する仮想通貨取引所を決める
  • 取引する際の各種手数料について知る

イーサリアムは、さまざまな要因から将来性があり今後期待できる仮想通貨といえます。

仮想通貨時価総額2位と注目を集めており、多くの仮想通貨取引所で売買できます。

仮想通貨初心者の方でも参入は遅くないので、ぜひチャレンジしてみてください。

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