GMOコインは、「GMOクリック証券」や「GMOあおぞらネット銀行」といったマルチ事業を展開する「GMOグループ」が提供している取引所です。
グループ全体に通底する技術やノウハウにより、セキュリティ面での信頼度は他社を寄せ付けません。
銘柄数は国内最多の20種類を誇り、さまざまな銘柄を取引したい方には非常におすすめの取引所といえるでしょう。
本記事では、GMOコインについてまとめました。特徴やデメリット、おすすめする方なども解説しているので参考にしてください。
- 「分割管理」や「コールドセキュリティ」でセキュリティを強化
- 取り扱い通貨が20種類と国内最多
- 取引アプリ「暗号資産ウォレット」が使いやすい
- 口座開設が最短10分で完了できる
- 「仮想通貨ウォレット」というアプリが使える
- スプレッドが広い
- 最低出金額が1万円から
- 最大保有数が少ない

仮想通貨(暗号資産)への投資の最初の入り口となるのが仮想通貨取引所です。 仮想通貨(暗号資産)取引所にはさまざまな特徴や[…]
※本記事の価格は全て税込みです。
仮想通貨取引所 GMOコインとは
GMOコイン | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 無料 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | Maker:-0.01% Taker:0.05% | |
取引所(レバレッジ) | 無料 | |
暗号資産FX | 無料 | |
最低取引単位(BTC) | 販売所 | 0.00001 BTC |
取引所 | 0.0001 BTC | |
取扱暗号資産 | 21種類 | |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
GMOコインは、「GMOグループ」が運営する仮想通貨取引所です。
大手の安心感と多様なサービスによって、オリコン顧客満足度調査の暗号資産取引所ランキング1位に選ばれています。
関連事業である「GMOクリック証券」や「GMOあおぞらネット銀行」のノウハウも駆使し、利便性やセキュリティなどの基盤が安定しているのが特徴です。
その点GMOコインは、会社の運営資金と顧客の資産を分ける「分割管理」や、オフライン管理の「コールドウォレット」など、さまざまな対策をとることでセキュリティを強化しています。
口座開設は最短10分、取り扱い通貨が20種類と豊富なのも大きな特徴です。
GMOコインは取引アプリが使いやすいと評判
GMOコインは「暗号資産ウォレット」という非常に使いやすい取引アプリを採用しています。
暗号資産ウォレットには2つのモードがあります。
- ノーマルモード(初心者向け)
- トレーダーモード(経験者向け)
ノーマルモード(初心者向け)
ノーマルモードはシンプルさを追求した初心者でも使いやすいモードです。
説明いらずの直感操作で購入から売却までおこなえるので、急いで買いたいときにも助かります。
まずは仮想通貨の取引に慣れていきたいという方におすすめです。
トレーダーモード(経験者向け)
トレーダーモードは分析ツールや機能の豊富な、経験者向けのモードです。
以下のような機能が使用できます。
- 4分割チャート
- 13種のテクニカル
- 12種のライン描写
- 12種の時間足(Tickチャートを含む)
スーパーボリンジャーやフィボナッチライン描写など、仮想通貨経験者向けのツールが豊富にそろっています。
異なる時間足や銘柄を同時に見たい場合は、最大4つまで分割してチャートを見ることも可能です。
GMOコインはレバレッジ取引に対応
GMOコインは10銘柄をレバレッジ2倍で取引できます。
レバレッジをかけることで、口座に預け入れた証拠金を担保に指定の倍率の金額の取引ができます。
GMOコインでレバレッジに対応している10銘柄は以下の通りです。
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- XLM(ステラルーメン)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- XTZ(テゾス)
- LTC(ライトコイン)
- OMG(オーエムジー)
短期間で利益を得るには、レバレッジ取引が必須といえます。
GMOコインは各種手数料が無料
GMOコインはグループ会社の豊富な資金力ゆえ、以下の各種手数料が無料である点も魅力です。
- 入出金手数料
- 口座開設手数料
- 暗号資産の預入・送付などにかかる手数料
ここでは、GMOコインの手数料について解説していきます。
入出金手数料が無料
GMOコインは、日本円の入出金の手数料がかかりません。
- 即時入金
- 振込入金
- 出金(大口出金を除く)
ただし、振込入金では金融機関によっては振込手数料がかかることがあります。
その他各種手数料がすべて無料!
GMOコインは、ほかにも以下のような各種手数料がすべて無料となっています。
- 口座開設
- 口座維持
- 暗号資産の預入・送付
GMOコインは、さまざまな手続きの際に手数料を気にする必要がないため、初心者でも安心して利用することができます。
特に口座開設にかかる手数料は無料に加え、最短10分で手続きを終えられるので、忙しい方のニーズに応えています。
GMOコインの取引手数料
上記以外に、取引手数料として以下の4つがかかる点には要注意です。
- スプレッド:毎日変化
- 現物取引(販売所):Makerは-0.01%、Takerは0.05%(一部通貨例外あり)
- ロスカット手数料:建玉レート×建玉数量×0.5%
- レバレッジ手数料:朝6時をまたぐ取引は0.04%(建玉の持ち越し)
スプレッドは仮想通貨取引の基本的な取引手数料のひとつで、日々変化します。売買時の数値をよく確認しましょう。
現物取引では、「Maker」と「Taker」という2種類の手数料があります。
- Maker:指値注文の売買において、指値注文を出した側のこと
- Taker:Makerの対となる注文を発注した側のこと
Makerの手数料は0.01%、つまりスワップポイントのように手数料を「受け取る」ことができます。
GMOコインのデメリット
ここからはGMOコインのデメリットを3つ紹介していきます。
- 最低出金額が10,000円~
- 最大保有数が少ない
- スプレッドが広く設定されている
最低出金額が10,000円~
GMOコインには、最低出金額が他の取引所よりも高く設定されているというデメリットがあります。
GMOコインの出金額は最低10,000円からで、10,000円を下回る小額出金ができません。
全額を出金する場合のみ10,000円以下の出金が可能です。
例えば数千円ほどの証拠金しかない場合、出金額を目指すあまり焦って余計な取引をしてしまう危険性があります。
最大保有数が少ない
GMOコインは保有できる最大の建て玉数や注文数が少ないという欠点があります。
最大で保有できる建て玉数、注文数、間隔制限は以下のようになっています。
- 最大保有建て玉数:250BTC
- 最大注文数:25BTC
- 注文間隔制限:10秒間
このことから、GMOコインは大きな資金での取引に向いていない取引所といってよいでしょう。
GMOコインは手数料などの点で他よりも有利なため、少額から始める初心者に適した取引所といえます。
スプレッドが広く設定されている
GMOコインは、スプレッドが広いというデメリットがあります。
前述したように、スプレッドは実質の取引手数料にあたります。
スプレッドが広いと購入してすぐに大きな損失を抱えることになるため、心理的な負担も大きくなってしまいます。
他の取引所とスプレッドを比較してみましょう。
暗号資産取引所 | ビットコイン |
---|---|
GMOコイン | 69,340 |
BITPOINT | 20,458 |
bitFlyer | 37,780 |
ここではBITPOINTとbitFlyerを例に挙げましたが、GMOコインのスプレッドの広さは一目瞭然です。
スプレッドによるコストを抑えるためにも、GMOコインでは長期取引を行うほうが良いでしょう。
GMOコインがおすすめな方
GMOコインのメリット・デメリットを確認してきましたが、トータルするとGMOコインは以下のような方におすすめです。
- セキュリティを重視する方
- 取引をなるべく早く始めたい方
セキュリティを重視する方
GMOコインはセキュリティを重視する方におすすめの取引所です。
GMOコインは、大手GMOグループの蓄積されたノウハウにより、信頼度・安心度の高い運営をおこなっています。
仮想通貨取引所は、過去に大きなニュースにもなったコインチェック事件のように、セキュリティのレベルが低いとハッキングや個人情報の流出といったトラブルが発生することがあります。
GMOコインなら、そのようなトラブルに巻き込まれないかと不安な方も安心して利用できるでしょう。
取引をなるべく早く始めたい方
GMOコインは、仮想通貨取引をなるべく早く始めたい方におすすめの取引所です。
GMOコインは、口座開設から最短10分で取引にスピーディに移行できます。
口座開設のおおまかな手順は以下の通りです。
- 口座開設フォームへ移動する
- メールアドレスを登録
- パスワードを入力する
- 個人情報を入力する
- 身分証の提出
- 口座開設コードを入力
最短10分でこれらの手順を完了させることができます。
一方、同じく仮想通貨取引所であるCoincheckでは、口座開設の登録から取引が開始できるまで約1週間もかかってしまいます。
仮想通貨の相場は移り変わりが激しく、1週間も経つと景色が一変していることも少なくありません。
なるべく早く始めたい方は、GMOコインをおすすめします。
仮想通貨は目まぐるしく動くので、変化に即座に対応できる点は大きなメリットだと思います。
ただし、GMOコインではデモ取引ができません。最初から自己資金を使うのが怖い、練習したいという方はデモ取引ができる仮想通貨取引所を選びましょう。
- BITPOINT(ビットポイント)
- BitMEX(ビットメックス)
- CryptoGT(クリプトGT)
GMOコインの口コミ・評価
GMOコインのユーザーの利用動機や使い勝手などについて口コミ評価を聞きました。
GMOコインは仮想通貨に初めて投資する方の利用が多く、「有名だから」「大手企業で安心だから」という意見が多く見受けられました。
また、GMOコインはレバレッジにも対応している、ツールが使いやすい点も評判が良いようです。
入金などの手続きも基本的にスムーズでもありますので、取引を気軽に扱える点も十分良いです。取引できる仮想通貨は少なめですが、かなりオススメです。
なお比較対象としてzaifは積み立てなどのサービスが個性的で面白いが、取引や入出金がわかりづらいと感じた。
あえて悪い点があるとすればGMOあつかうコインが少ないかもしれないが、とくにそれは個人的には気にならない。
アプリを使用しているのですが、スマホでササっとFX取引ができて満足しています。また、チャート機能も搭載されていて楽に取引を進められます。デメリットとしては、マーケットが荒れるとかなりスプレッドが広くなるので、ある程度は気をつけなければいけません。
個人的に取引所のシステムが合わず、購入には販売所しか使わないのですが、他社と比べてスプレッドが低いように思えます。
ツールも使いやすく、チャートが見やすいのでよく参考にしています。
取引銘柄も比較的多めで満足できる内容です。
入出金、送金含め手数料が0なのでウォレットへの送金などに重宝しています。
わたしはビットコインでの取引きメインにしています。今のところあまり儲けは出ていませんが、このまま勉強を続けて、儲けが出るようになれば良いと思っています。
GMOコインのよくある質問
ここまでGMOコインについて解説してきましたが、まだわからない点がある方もいるでしょう。
本章では、GMOコインについてのよくある質問を取り上げていきます。
取引相手が異なるため、取引時に参照する画面も異なります。
取引所では注文情報を集めた「板」を参考に取引をします。
一方販売所は、販売所の画面から取引をします。
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- XEM(ネム)
- XLM(ステラルーメン)
- BAT(ベーシックアテンショントークン)
- XTZ(テゾス)
- LTC(ライトコイン)
- OMG(オーエムジー)
- LINK(チェーンリンク)
- DAI(ダイ)
- MKR(メイカー)
- ADA(カルダノ)
- ATOM(コスモス)
- DOT(ボルカドット)
- ENJ(エンジンコイン)
- QTUM(クアンタム)
- MONA(モナ)
- XYM(シンボル)
1年間の損益を確認するには、取引履歴より1月1日~12月31日までの損益を計算する必要があります。
有名銘柄をサクサク取引したい方にGMOコインはおすすめ
GMOコインの特徴をおさらいします。
- 銘柄数が20種類
- 「暗号資産ウォレット」という非常に使いやすい取引アプリを採用
- 10銘柄を最大レバレッジ2倍で取引可能
- 口座開設、即時入金、日本円の出金、暗号資産の預入・送付など各種手数料がすべて無料
GMOコインは、大手の安心感と多様なサービスによってオリコン顧客満足度調査の「暗号資産取引所ランキング1位」に選ばれています。
セキュリティの高さ、各種手数料の安さからも、初心者にはうってつけの取引所と言えるでしょう。
一部専門家の意見では、今後もビットコインの価値は上昇するだろうと予想されています。
また、ほかの銘柄も非常に将来性の高いものがいくつもあります。
スピーディに口座開設できる上、初心者にも使いやすいGMOコインでぜひ仮想通貨取引を始めてみてください。