仮想通貨でおすすめの取引所と販売所を紹介|違いとメリット・デメリット

仮想通貨(暗号資産)の売買は「取引所」と「販売所」のどちらかでおこないます。この記事では、仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所の違いとメリット・デメリット、おすすめの取引所と販売所を紹介しています。
  • 2022年11月28日
  • 2022年11月28日
仮想通貨おすすめ 取引所と販売所 メリット・デメリット

仮想通貨(暗号資産)の売買は、「取引所」・「販売所」のどちらかでおこないます。

取引所は売買手数料が安いのですが、取引できる仮想通貨(暗号資産)の種類は少なめです。

一方販売所は、取引できる仮想通貨(暗号資産)の種類が多いのですが、取引コストは割高です。

この記事では、仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所の違いとメリット・デメリット、おすすめの取引所と販売所を紹介していますので、ぜひご覧ください。

※本記事は2022年11月28日時点の公開情報に基づきます。

※本記事の価格は全て税込みです。

仮想通貨取引所・販売所とは

仮想通貨取引所・販売所とは

一般的に仮想通貨取引所といった場合、仮想通貨(暗号資産)の売買や交換などのサービスを提供する暗号資産交換業者のことを指します。

暗号資産交換業者が提供する売買サービスの形式は、おおまかに分けると2種類あり、それらを提供する場所を「取引所」「販売所」と呼びます。

どちらも提供している暗号資産交換業者が多く、「取引所方式」と「販売所方式」という2種類の売買方式があると考えれば良いでしょう。

日本国内で暗号資産交換業をおこなうためには、金融庁・財務局への登録が必要です。

仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所の違い

仮想通貨取引所と販売所の違い

ここでは、仮想通貨(暗号資産)の「取引所」と「販売所」の違いについて、以下の3つの観点から解説していきます。

取引所と販売所の違い
  • 取引相手の違い
  • 注文方法の違い
  • 手数料の違い

取引相手の違い

仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所では、それぞれ取引する相手が違います。

  • 取引所
    取引相手はユーザー
  • 販売所
    取引相手は暗号資産交換業者

取引所ではユーザー同士が取引をおこないます。

オークションサイトのように、仮想通貨(暗号資産)を売りたい人と買いたい人が集まり、お互いの希望価格が一致した場合に売買が成立します。

暗号資産交換業者は仲介役となり、取引する場所を提供しているという形式になります。

一方販売所では、暗号資産交換業者と取引をおこないます。

ショッピングサイトのように、暗号資産交換業者が設定する価格で売買が成立します。

注文方法の違い

仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所では、売買する際の注文方法も異なります。

  • 取引所
    指値注文ができる
  • 販売所
    その時の提示価格でしか売買できない

取引所の注文方法

取引所で仮想通貨(暗号資産)を売買する場合、複数の注文方法があり、状況にあわせて使い分けることができます。

取引所の主な注文方法

成行(なりゆき)注文
売買価格を指定ぜずに注文する方法。購入時は「その時に出ている一番安い売り注文の価格」、売却時は「その時に出ている一番高い買い注文の価格」で取引が成立する(通常は発注後すぐに取引が成立)

指値(さしね)注文
売買価格を指定して注文する方法。自分が出した売買の希望価格(指値価格)に応じる人が現れると取引が成立する

取引所では板(いた)と呼ばれる価格ごとの注文量の集計表を見ながら取引するのも特徴です。

板(いた)は取引参加者の買い指値価格(希望購入価格)ごとの注文量を集計した「買い板」と、売り指値価格(希望売却価格)ごとの注文量を集計した「売り板」で構成され、リアルタイムに変化します。

取引所の板の例

※画像はbitFlyer(ビットフライヤー)の取引所より引用

販売所の注文方法

販売所で仮想通貨(暗号資産)を売買する場合、注文方法はそれぞれ「買い注文」と「売り注文」のひとつずつしかありません。

板読みなどが必要なく、シンプルな取引が可能です。

手数料の違い

仮想通貨(暗号資産)の取引所と販売所では、売買時に必要な手数料にも違いがあります。

  • 取引所
    無料または少額
  • 販売所
    手数料は無料だが、スプレッドがある(取引所よりも高い)

取引所の手数料

一般的に取引所の売買手数料はわずかで、無料という場合もあります。

売買手数料を「メイカー」と「テイカー」という区分で設定している取引所も多くみられます。

「メイカー」と「テイカー」
メイカー(Maker)
取引板にない新規価格の注文、またはその注文により成立した取引。メイカーは、新たな価格を提示して売買の流れを作る(make)ため、手数料がテイカーよりも安く設定されていることが多い

テイカー(Taker)
取引板に並んでいる既存価格の注文、またはその注文により成立した取引。テイカーは、取引成立により取引板から注文を取り除く(take)ため、手数料がメイカーよりも高く設定されることが多い

販売所の手数料

販売所では売買手数料が無料で、その代わりにスプレッドが設定されているのが一般的です。

通常は取引所の手数料よりも、スプレッドの金額のほうが高く設定されています。

スプレッドは暗号資産交換業者が設定する仮想通貨(暗号資産)の「売値」と「買値」の差額のこと。買値よりも売値のほうが安く設定されているので、この差額が売買に必要な経費となります。

ビットコイン価格表
※DMM Bitcoin販売所でのビットコイン価格(2022/11/5)

仮想通貨(暗号資産)取引所のメリット

仮想通貨取引所のメリット

仮想通貨(暗号資産)取引所のメリットとして、以下の2点があげられます。

仮想通貨(暗号資産)取引所のメリット
  • 売買手数料が安い
  • 注文方法が選べる

売買手数料が安い

仮想通貨取引所の最大のメリットは、取引手数料が安いことです。

販売所の手数料にあたるスプレッドと比較すると、取引所の手数料はわずかで、無料という取引所もあります。

取引量や取引回数が増えるにつれ、この差は広がっていくので馬鹿にできません。

注文方法が選べる

取引所のもうひとつのメリットは、状況に応じて注文方法が選べることです。

いますぐに売買したい場合は「成行(なりゆき)注文」、希望価格になるまで待つ場合は「指値(さしね)注文」という風に、戦略的な取引が可能です。

仮想通貨(暗号資産)取引所のデメリット

仮想通貨取引所のデメリット

仮想通貨(暗号資産)取引所のデメリットとしては、以下の2点があげられます。

仮想通貨(暗号資産)取引所のデメリット
  • 取引できる銘柄が限られている
  • 取引に慣れが必要

取引できる銘柄が限られている

取引所で取り扱ってる仮想通貨(暗号資産)の種類は、販売所に比べて少ないのが一般的です。

ビットコイン(BTC)などのメジャーな仮想通貨(暗号資産)であれば問題ありませんが、マイナーなアルトコインの場合は、取引所にないこともあるので、事前に確認が必要です。

アルトコインとは
ビットコイン以外の仮想通貨(暗号資産)の総称で、Alternative Coin(代替コイン)を略して「アルトコイン(altcoin)」と呼ぶ。

取引に慣れが必要

取引所には注文方法が複数あり、板(いた)と呼ばれる価格ごとの注文量の集計表を見ながら取引するので、慣れが必要です。

初めて仮想通貨(暗号資産)の取引をおこなう方は、少し難しく感じるかもしれません。

仮想通貨(暗号資産)販売所のメリット

仮想通貨販売所のメリット

仮想通貨(暗号資産)販売所のメリットとして、以下の2点があげられます。

仮想通貨(暗号資産)販売所のメリット
  • 誰でも簡単に取引できる
  • すぐに取引が成立する

誰でも簡単に取引できる

販売所最大のメリットが、誰でも簡単に取引できることです。

ネットショッピングと同じ感覚で、取引する仮想通貨(暗号資産)の銘柄と数量を決めて売買ボタンを押せば、すぐに取引が成立します。

仮想通貨(暗号資産)の取引が初めての方も、あまり迷わずに取引できるでしょう。

すぐに取引が成立する

販売所のもうひとつのメリットが、すぐに取引が成立することです。

取引所の場合は、自分の希望する売買価格と数量に応じる人が現れるまで取引が成立しません。

販売所の場合は、暗号資産交換業者があらかじめ設定した価格になりますが、ある程度まとまった量の取引でも、すぐに売買できるのが良いところです。

仮想通貨(暗号資産)販売所のデメリット

仮想通貨販売所のデメリット

仮想通貨(暗号資産)販売所のデメリットとしては、以下の2点があげられます。

仮想通貨(暗号資産)販売所のデメリット
  • 取引コストが割高
  • 指値注文ができない

取引コストが割高

一般的に販売所では取引手数料が無料で、その代わりにスプレッドが設定されています。

販売所のスプレッドは取引所の手数料よりも高いので、取引コストが割高になります。

はじめのうちはそれほど気にならないでしょうが、取引量や取引回数が増えるに従い、取引コストも膨らんでいきます。

指値注文ができない

販売所では、そのときの価格で「買う」か「売る」かの注文しかできません。

取引所のように「いくらになったら買う」、「いくらになったら売る」というような指値(さしね)注文ができないのは、販売所の残念なところです。

仮想通貨取引所・販売所それぞれおすすめな方

ここでは、取引所と販売所の特徴、メリット・デメリットを踏まえたうえで、それぞれがおすすめな方を解説します。

取引所がおすすめな方

取引所がおすすめなのは、以下のような方になります。

注目取引所がおすすめな方
  • 仮想通貨取引の中上級者の方
  • 取引コストを抑えたい方
  • 短期取引で利益をあげたい方

取引所は「板(いた)」の見方や、複数の注文方法を覚えないといけないので、どちらかというと仮想通貨(暗号資産)取引の中上級者向けになります。

取引手数料は販売所よりも断然安いので、とにかく取引コストを抑えたい方は、取引所が良いでしょう。

相場の状況にあわせて複数の注文方法を使い分けることができるので、短期の売買を繰り返して利益をあげたい方にも、取引所がおすすめです。

販売所がおすすめな方

販売所がおすすめな方は、以下のような方になります。

注目販売所がおすすめな方
  • 仮想通貨取引の初心者の方
  • 取引量や取引回数が少ない方
  • マイナーなアルトコインを取引する方

販売所は取引する銘柄と数量を決めて、「買う」か「売る」のボタンを押すだけなので、仮想通貨(暗号資産)取引の初心者でも簡単に取引できます。

スプレッドが取引所の手数料よりも高いので取引コストは割高になりますが、取引量や取引回数が少ない方なら過剰に気にする必要はないでしょう。

取扱い銘柄数が取引所よりも多いので、マイナーなアルトコインを取引する方にも販売所がおすすめです。

おすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所

おすすめの仮想通貨取引所

ここでは、これから仮想通貨(暗号資産)の取引を始める方に、おすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所を紹介します。

注目おすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所
  • Coincheck
  • GMOコイン
  • DMM Bitcoin
  • bitFlyer

Coincheck(コインチェック)

Coincheck

Coincheck
入金手数料無料
出金手数料一律407円
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)無料
最低取引単位(BTC)0.001
取扱暗号資産17種類
レバレッジ取引なし

Coincheck(コインチェック)は、アプリのダウンロード数が3年連続国内No.1を誇る人気の仮想通貨取引所です。

取引所、販売所ではそれぞれ以下の種類の仮想通貨(暗号資産)を取り扱っています。

  • 取引所:6種類
  • 販売所:17種類

取引所ではビットコインの取引手数料が無料なので、コストを抑えてビットコインの取引がしたい方には、Coincheck(コインチェック)がおすすめです。

GMOコイン

GMOコイン

GMOコイン
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)Maker:-0.01%
Taker:0.05%
取引所(レバレッジ)無料
暗号資産FX無料
最低取引単位(BTC)販売所0.00001 BTC
取引所0.0001 BTC
取扱暗号資産23種類
レバレッジ取引最大2倍

GMOコインは、オリコン顧客満足度調査2年連続No.1を獲得した仮想通貨(暗号資産)取引所です。

取引所、販売所ともに国内最大級の全20種類の仮想通貨(暗号資産)を取り扱っています。

取扱い銘柄が豊富なので、さまざまなアルトコインの取引がしたい方にはGMOコインがおすすめです。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin

DMM Bitcoin
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)無料
取引所(レバレッジ)無料
※BitMatch取引手数料を除く
※レバレッジ手数料(ポジション金額の0.04%/日)はロールオーバー時に発生
最低取引単位(BTC)現物取引0.0001
レバレッジ0.001
取扱暗号資産24種類
レバレッジ取引固定2倍

DMM Bitcoinは、動画配信などで有名なDMMグループの仮想通貨取引所です。

用意されているのは販売所のみ。しかし、レバレッジ取引ができる仮想通貨(暗号資産)が22種類と国内No.1です。

レバレッジを使えば、自己資金の2倍の取引ができるので、より積極的な投資がしたい方には、DMM Bitcoinがおすすめです。

レバレッジとは
自己資金を担保に、より大きな金額で取引できる仕組み。例えばレバレッジ2倍の場合、5万円の資金で10万円分の取引が可能。大きな利益を狙えるが、最悪の場合は自己資金を上回る損失が発生するリスクもある

bitFiyer(ビットフライヤー)

bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)
入出金手数料入金無料〜330円
出金220円〜770円
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)BTC:0.01〜0.15%
取引所(レバレッジ)BTC : なし
最低取引単位(BTC)販売所0.00000001
取引所0.001
取扱銘柄数17種類
レバレッジ取引最大2倍

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコイン取引量が6年連続No.1の仮想通貨取引所です。

取引所、販売所で取り扱う仮想通貨(暗号資産)の種類は以下の通り。

  • 取引所:6種類
  • 販売所:17種類

業界最長7年以上ハッキング0という実績があるので、仮想通貨取引所のセキュリティに不安がある方には、bitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。

仮想通貨取引所・販売所に関するQ&A

仮想通貨取引所・販売所に関するQ&A

最後に、仮想通貨取引所・販売所に関してよくある質問をまとめました。

販売所で買った仮想通貨(暗号資産)を、取引所で売却することはできますか?
その取引所で取り扱っている仮想通貨(暗号資産)であれば、販売所で買った仮想通貨(暗号資産)でも売却できます。逆の場合も同様に問題なく行えます。

取引所と販売所は、別々に口座開設が必要ですか?
取引所と販売所が両方ある暗号資産交換業者であれば、ひとつの口座でどちらでも取引できます。

初心者には取引所での売買は難しいですか?
少し手間取る可能性はありますが、公式サイトの解説などを読めば初心者でも売買できるでしょう。

仮想通貨取引所・販売所はどちらも一長一短

仮想通貨取引所・販売所はどちらも一長一短

取引所・販売所の主な特徴
  • 取引所
    ・取引に慣れが必要(中上級者向け)
    ・取引手数料が安い
    ・取り扱い銘柄数は少なめ
  • 販売所
    ・初心者でも簡単に取引できる
    ・取引コストは割高
    ・取り扱い銘柄数が豊富

今回は仮想通貨の取引所と販売所の違いについて解説してきました。

どちらも一長一短あるので、取引する銘柄や取引スタイルによって使い分けると良いでしょう。

初心者の方はまず販売所で取引を始め、慣れてから取引所に移るのがおすすめです。

※本記事で掲載している仮想通貨(暗号資産)等に関する記事は事業者が提供している情報に基づいていますが、その内容を保証するものではありません。

※本記事は仮想通貨(暗号資産)等に関する情報の提供を目的としており、商品を提供する事業者との代理契約や媒介、斡旋を行うものではありません。

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