仮想通貨(暗号資産)への投資の最初の入り口となるのが仮想通貨取引所です。
仮想通貨(暗号資産)取引所にはさまざまな特徴やメリットがありますが、取引所によって得意分野が違うため比較してみないと分からないことも。
この記事では登録者数の多い人気の国内取引所を比較して、ユーザーにとってプラスになるおすすめポイントを整理して解説していきます。
これから仮想通貨投資を始める方や、現在使っている取引所とは違うサービスを求めている方はぜひ参考にしてください。
※本記事の価格は全て税込みです。
今から始める仮想通貨・ビットコイン取引所のチェックポイント
ビットコイン(BTC)など仮想通貨(暗号資産)の取引を始めるためには、まず最初に仮想通貨(暗号資産)取引所で口座開設する必要があります。
初めてだと仮想通貨(暗号資産)のことや取引所ごとのサービスが分かりにくく、とりあえず目についた取引所を選びたくなりますよね。
しかし、大切な資産を預ける場所です。信頼性・利便性の高い取引所を選びましょう。
仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン取引所を選ぶ時のチェックポイントとして、下記のようなものが挙げられます。
- 取扱い仮想通貨(暗号資産)の銘柄数
- レバレッジ取引ができるか
- 売買や積み立てなど取引サービスの種類
- 初心者にも使いやすい取引ツールか
- セキュリティ対策は万全か
このような点をチェックしながら、自分に合った仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶことが大切です。
仮想通貨取引(暗号資産)はいくらから始められる?
いざ仮想通貨(暗号資産)の取引を始めようとしても、いくらから始められるのか、どれくらい資金を用意するべきかと悩む方も多いかも知れません。
2022年6月中旬のビットコイン(BTC)価格は約285万円。2022年3月から60%も値を下げたとはいえ、それでも「高額な金融商品」と感じてしまいますよね。
しかしビットコインは1BTC以下でも購入が可能で、例えば0.001BTCの購入は(時価285万円の場合)2,850円で済むのです。
そのため、仮想通貨(暗号資産)取引に高額な資金を準備する必要はありません。
また、リップル(XRP)など比較的価格が安いアルトコインであれば、500円から購入できる取引所がたくさんあります。
「仮想通貨(暗号資産)に投資するにはまとまった資金がいるのではないか」と不安に思いがちですが、実際は1,000円以下でも気軽に始められるのが仮想通貨(暗号資産)取引の魅力の1つです。
仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン取引所の使いやすさのポイント
仮想通貨(暗号資産)の取引を快適に楽しむためには、自分にとって使いやすい取引所を選ぶことが重要です。
これから長い期間にわたって仮想通貨(暗号資産)に投資しようと考えているなら、ストレスのないスムーズな取引は必須条件と言えるでしょう。
仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン取引所を選ぶ際にチェックしておきたい「使いやすさのポイント」を以下にまとめたのでご覧ください。
- 取引のしやすさ
- 導入のしやすさ(分かりやすさ)
- 利用者数(取引成立のしやすさ)
仮想通貨(暗号資産)の取引のしやすさ
仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ時にまず考慮したいのが、取引のしやすさです。
取引ツールが複雑でスムーズに操作ができないと、最初につまづいてしまい思うように仮想通貨(暗号資産)を売買することができません。
次に注文方法が複雑ではないか、ボタンひとつでシンプルな売買が可能かを確認することを忘れずに。
こちらの記事で紹介するおすすめ取引所は全てスマホアプリで仮想通貨(暗号資産)取引ができますが、アプリ内で対応しているサービスにも違いがあります。
現物取引とレバレッジ取引、入金や送金など、利用したいサービスにアプリが対応しているかについても調べておくと安心ですね。
仮想通貨(暗号資産)取引ツールの導入のしやすさ
取引所にユーザー登録をする際の、導入のしやすさもポイントになります。
アカウント登録の申し込みに時間がかかったり、入力の手順が難しいと取引できるまでにタイムラグが生じてしまいます。
できるだけスムーズに導入して仮想通貨取引を始めるためには、スマホで完結する本人確認やスムーズでわかりやすい新規アカウント登録方法を打ち出している取引所がおすすめです。
仮想通貨(暗号資産)取引所の利用者数
仮想通貨取引所を比較して選ぶ時は利用者数もチェックしてみましょう。
利用者数が少ない場合は板取引に影響が出るため、まず最初に確認しておくことをおすすめします。
板取引はスプレッドがかからず指値で仮想通貨の売買ができますが、利用者が少ないと取引が成立しにくいデメリットも。
その時になって「取引成立のしやすさを重視しておけば…」と後悔しないように、利用者数は入会時に必ずチェックしておきたいですね。
基本的には、サービス開始時期が早期であるほど、CMやキャンペーンに積極的なほどユーザー数が多い傾向にあります。
アルトコイン取引のポイント
アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨(暗号通貨)のことを言います。
人気の銘柄からマイナーな銘柄まで合わせると、その数は6,000種類以上。
アルトコインは種類が多いためよりどりみどりで選べるように感じますが、中には将来性に不安のある銘柄もあり要注意です。
銘柄数が非常に多いアルトコインを取引する時のポイントは、「安心して売買ができるコインか」をきちんと見分けることです。
安心できるアルトコインの見分け方は、こちらの3点をチェックしてください。
- 国内の主要な取引所で取扱いがある
- 出来高が多く実績がある
- TwitterなどSNSで公式からの発信が定期的に行われている
こうした点を含めて、信頼できる投資に値するアルトコインと感じられるものを選んでみましょう。
国内取引所における取扱いアルトコインの主な種類
仮想通貨(暗号資産)取引所で取扱われているビットコインとアルトコイン。
日本国内の取引所で扱いがある人気のアルトコインには、下記のような種類があります。
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ネム(NEM)
- ライトコイン(LTC)
この他、あまり知名度はなく現在価格の低い草コインの中で「いつか価格が上がるのでは」と期待されているコインには、以下のようなものがあります。
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM) など
アルトコインはビットコインに比べて手頃な価格で、目利きがうまくいけば将来的に価格が急激に上がる可能性があることは魅力です。
反面、流動性の低いコインに手を出してしまい、全く動かないまま長期間お金を無駄にすることも。
また、裏付けとなる信頼性を失って暴落する危険性もあります。
アルトコイン選びで失敗をなるべく防ぐためには、そのコインの特徴と属性、将来どのような用途で期待されているかなどを調べた上で選ぶと良いでしょう。
アルトコインの将来性の見極め方
アルトコインの将来性を確認する際に役立つのがホワイトペーパーです。
ホワイトペーパーはアルトコインの発行元が必ず作成している事業計画書のようなもので、それを読めば「このコインを発行した目的」「発行するための技術的な仕組み」などが分かります。
該当銘柄の公式サイトなどで公開されていますから、売買する前に読むことで失敗のリスクを避けましょう。
仮想通貨(暗号資産)でリスクを抑えるポイント
仮想通貨(暗号資産)の取引リスクとは、投資した銘柄が想定外の動きになった時に資金を減らしてしまうことです。
リスクを抑えるためには仮想通貨(暗号資産)を慎重に選ぶことはもちろん、取引上でも気をつけておきたいポイントがいくつかあります。
- 少額から始める
- スプレッドが狭い取引所を選ぶ
- 各種手数料を抑える
- 規模の大きな取引所を選ぶ
仮想通貨(暗号資産)の最低取引単位
仮想通貨の購入にいきなり大きな金額を注ぎ込んでしまうと、うまくいった時の利益は大きいですが、価格の急落などで資金を大幅に減らすリスクもあります。
こうしたリスクを避けるためには、取引所ごとの最低取引単位に合わせて、余裕を持った取引を心がけましょう。
最低取引のルールは取引所によって違いがあり、0.001BTCなど単位で決まっている所と500円相当など金額で決まっている所があります。
仮想通貨取引所 | ビットコイン最小取引単位 |
---|---|
Coincheck | 500円 |
bitFlyer | 約1円(0.00000001BTC) |
DMM Bitcoin | 0.0001 BTC |
GMOコイン | 0.0001 BTC |
SBI VC Trade | 約100円(0.000001BTC) |
LINE BITMAX | 約1円(0.00000001BTC) |
仮想通貨(暗号資産)単位が基準の場合、コイン価格が上下すると取引の度に日本円の最低取引単位が変動します。
一方で金額で設定されている場合は500円なら500円とあらかじめ決まっているため、日本円の最小取引額が変動することがありません。
仮想通貨(暗号資産)売買時の取引スプレッド
仮想通貨(暗号資産)を取引する時の買値と売値の差額をスプレッドといいます。
スプレッドは仮想通貨(暗号資産)取引における実質の手数料にあたり、どの取引所でも必ず設定されています。
しかし取引所によってスプレッドは違うため、スプレッドの開きが大きい取引所を使うと手数料を多く支払う可能性も。
特に頻繁に取引したい方は、なるべくスプレッドの開きが小さい取引所を選ぶと良いでしょう。
また、地政学的リスクなどで急激にボラティリティが高まった場合、通常よりもスプレッドが大きくなることがよくあります。
このような相場の急変時にスプレッドが急激に開く場合にも、その価格差は各取引所で違いますから、登録前に確認しておくと安心ですね。
仮想通貨(暗号資産)取引の各種手数料の安さ
仮想通貨(暗号資産)取引には、以下のような手数料が必要です。
- 取引手数料
- レバレッジ手数料
- ロスカット手数料
- 仮想通貨の入金・出金 など
各取引所の手数料の比較はこのあとご紹介しますが、同じ取引でも手数料の金額で損をしたり得をしたりする場合があるため、各種手数料の安さには注目しておくことをおすすめします。
仮想通貨(暗号資産)の取り扱い規模・安定感
取り扱っている仮想通貨(暗号資産)の種類が多く規模の大きい取引所は、安定感があり初心者の方でも安心して取引ができます。
その理由は、銘柄数の多さがその取引所の信頼に繋がっているからです。
ある取引所に仮想通貨(暗号資産)の新しい銘柄が取り扱われることを「上場」と言いますが、実はこの上場の仕組みはとても複雑。
自社の取引所に新しい仮想通貨(暗号資産)を上場させる場合、発行元へのヒアリングや訪問、書類審査などさまざまなプロセスが必要です。
こうした上場の過程を銘柄ごとに丁寧に行える取引所でなければ、仮想通貨(暗号資産)の銘柄を増やすことはできません。
逆に言うと取り扱う銘柄の規模が大きく安定感のある取引所は、仮想通貨(暗号資産)取引において安定感があるとも言えるのです。
仮想通貨(暗号資産)取引でリスクを抑えたいなら、取引所の規模感にも注目してみてください。
おすすめの仮想通貨・ビットコイン取引所 5選
それではここからは、仮想通貨(暗号資産)・ビットコイン取引でおすすめの取引所を紹介していきます。
- Coincheck(コインチェック)|ビットコインのスプレッドが最小
- DMM Bitcoin(ビットコイン)|レバレッジの取り扱い通貨種類が最大
- GMOコイン|暗号資産取引所ランキング総合No1
- bitFlyer(ビットフライヤー)|ビットコインの取扱量が日本一
- SBI VC Trade|100円から仮想通貨が取引できる
取引所によって利用者数、取扱銘柄数、スプレッド、各種手数料などあらゆる面が異なります。
それぞれの強みを明確に解説しているので、自分が重視したいポイントを踏まえて取引所を選んでくださいね。
Coincheck(コインチェック)|ビットコインのスプレッドが最小
Coincheck | ||
---|---|---|
入金手数料 | 無料 | |
出金手数料 | 一律407円 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | 無料 | |
最低取引単位(BTC) | 0.001 | |
取扱暗号資産 | 17種類 | |
レバレッジ取引 | なし |
Coincheck(コインチェック)はアルトコインの取扱い数が多く、使いやすいスマホアプリで初心者でも簡単に仮想通貨(暗号資産)の取引が開始できます。
WEBサイトもアプリもチャートの表示がシンプルで見やすく、白とグリーンの優しい色合いで必要な情報をスッキリとまとめているため分かりやすさが魅力です。
提示されている金額にはすでにスプレッドが上乗せされている状態ですから、手数料として余分にお金を払う感覚がなく、スムーズな取引が可能です。
仮想通貨(暗号資産)の積み立てには月イチつみたてプランと毎日つみたてプランの2種類が用意されており、長期投資を考えている方に適しています。
DMM Bitcoin(ビットコイン)|レバレッジの取り扱い通貨種類が最大
DMM Bitcoin | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 無料 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | 無料 | |
取引所(レバレッジ) | 無料 ※BitMatch取引手数料を除く ※レバレッジ手数料(ポジション金額の0.04%/日)はロールオーバー時に発生 | |
最低取引単位(BTC) | 現物取引 | 0.0001 |
レバレッジ | 0.001 | |
取扱暗号資産 | 24種類 | |
レバレッジ取引 | 固定2倍 |
DMM Bitcoin(ビットコイン)は、仮想通貨(暗号資産)の取り扱い数が多いことに加えて、レバレッジ取引が可能な仮想通貨(暗号資産)の種類も国内 NO.1です。
リップルやイーサリアム、ライトコインにネムなど、他ではレバレッジの取り扱いが少ない銘柄も揃っているのが魅力ですね。
また、アプリ内では仮想通貨(暗号資産)の関連情報やコラムなどが読めるので、初心者の方でも仮想通貨を学びながらの取引が可能です。
365日メールサポートの他、LINEでカスタマーサポートが受けられるのも嬉しいポイントです。
GMOコイン|暗号資産取引所ランキング総合No1
GMOコイン | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 無料 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | Maker:-0.01% Taker:0.05% | |
取引所(レバレッジ) | 無料 | |
暗号資産FX | 無料 | |
最低取引単位(BTC) | 販売所 | 0.00001 BTC |
取引所 | 0.0001 BTC | |
取扱暗号資産 | 23種類 | |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
GMOコインは仮想通貨の種類が国内最多の20銘柄あり、色々な銘柄に投資してみたい方にとってはメリットが大きい取引所です。
人気のコインが一通り揃っている他、カルダノ・ダイ・メイカーなど、あまり聞き慣れない仮想通貨(暗号資産)にも触れることができるのは嬉しいですね。
スマホアプリで取引所と販売所、暗号資産FXまで利用可能ですから、時間や場所を選ばず仮想通貨(暗号資産)の本格取引が可能です。
金融サービスで実績のあるGMOグループのノウハウで、安全で楽しい仮想通貨取引をサポートしているため、暗号資産取引所ランキングで総合No.1を獲得しています。
bitFlyer(ビットフライヤー)|ビットコインの取扱量が日本一
bitFlyer(ビットフライヤー) | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 入金 | 無料〜330円 |
出金 | 220円〜770円 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | BTC:0.01〜0.15% | |
取引所(レバレッジ) | BTC : なし | |
最低取引単位(BTC) | 販売所 | 0.00000001 |
取引所 | 0.001 | |
取扱銘柄数 | 17種類 | |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコインの取扱量が6年連続で日本一で、7年以上ハッキング0を守っている取引所です。
決済額に応じてビットコインがキャッシュバックされるbitFlyerクレカや、Tポイントをビットコインに交換できるサービスにも対応しています。
また、レバレッジ取引のビットコインFXもあり、仮想通貨を幅広く楽しみたい方に最適です。
SBI VC Trade|100円から仮想通貨が取引できる
SBI VCトレード | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 入金 | 無料 |
出金 | 住信SBIネット銀行:無料 住信SBIネット銀行以外:145円 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | 無料 | |
取引所(レバレッジ) | 無料 | |
最低取引単位(BTC) | 現物取引 | 0.0001 |
レバレッジ | 0.001 | |
取扱暗号資産 | 7種類 | |
レバレッジ取引 | 固定2倍 |
SBI VC Tradeは約100円からの少額取引が可能で、コイン現物の預かり残高を担保にして、別のコインの取引ができるのがメリットです。
スプレッドは業界最狭水準になっており、取引回数が多い方でも安心。
国内最大級のネット金融サービスを展開しているSBIグループならではの強固なセキュリティ体制が、ユーザーの安心感に繋がっています。
各仮想通貨(暗号資産)取引所の詳細比較
仮想通貨(暗号資産)取引のサービスは、取引所によって違いがあります。
こちらではおすすめの取引所をサービスごとに比較、詳細をまとめました。
仮想通貨(暗号資産)取引所のスプレッドを比較
スプレッドは仮想通貨の買値と売値の差額を指しており、実質的な取引手数料として考えられています。
スプレッドは取引のたびにかかる料金ですから、少しの違いでも月間トータルすると大きな金額になることがあるため、取引所を比較しながら注意して見ておきたいところです。
ただ、スプレッドを明確に表示している取引所はなく、取引画面に表示される買値から売値を引くことで、スプレッドがいくらかかっているのかを自分で算出するしかありません。
たとえば2022年5月1日のPM4時頃、Coincheck(コインチェック)のビットコイン買値は 1枚5,089,900円です。
売値は4,790,100円ですから、スプレッドとして1BTCにつき299,800円かかっていることが分かります。
スプレッドは取引所によって違いがあることと、時間帯などでも大きく変化することを踏まえて、注文前の確認をおすすめします。
現物取り扱い仮想通貨数を比較
仮想通貨取引所 | 現物取り扱い銘柄数 | 現物取り扱い銘柄 |
---|---|---|
Coincheck | 15 | ビットコイン,イーサリアム,イーサリアムクラシック,リスク,リップル,ネム,ライトコイン,ビットコインキャッシュ,モナコイン,ステラルーメン,クアンタム,ベーシックアテンショントークン, アイオーエスティー,エンジンコイン,オーエムジー |
bitFlyer | 15 | ビットコイン,イーサリアム,イーサリアムクラシック,リスク,リップル,ネム,ライトコイン,ビットコインキャッシュ,モナコイン,ベーシックアテンショントークン,ステラルーメン,テゾス,ポルカドット,チェーンリンク,シンボル |
DMM Bitcoin | 11 | ビットコイン,イーサリアム,イーサリアムクラシック,リップル,ライトコイン,ビットコインキャッシュ,モナコイン,ベーシックアテンショントークン,ステラルーメン,エンジン,オーエムジー |
GMOコイン | 20 | ビットコイン,イーサリアム,ビットコインキャッシュ,ライトコイン,リップル,ネム,ステラルーメン,ベーシックアテンショントークン,オーエムジー,テゾス,エンジンコイン,ポルカドット,コスモス,シンボル,モナコイン,カルダノ,メイカー,ダイ,チェーンリンク |
SBI VC Trade | 7 | ビットコイン,イーサリアム,リップル,ライトコイン,ビットコインキャッシュ,チェーンリンク,ポルカドット |
現物取引で売買できる仮想通貨(暗号資産)の種類は、取引所選びで重要なポイントになります。
取引所の比較では、現物取引できる銘柄が一番多いのが20種類のGMOコインです。
GMOコインは現物取引20銘柄のうち13銘柄でレバレッジ取引が可能で、10銘柄では仮想通貨(暗号資産)FXもできます。
次に現物取引の通貨が多いのが、15種類のCoincheck(コインチェック)とbitFlyer(ビットフライヤー)です。
Coincheck(コインチェック)はビットコインやイーサリアムなど主要な銘柄はもちろん、アイオーエスティー、エンジンコイン、オーエムジーなど、マイナー通貨も揃えているのが嬉しいですね。
bitFlyer(ビットフライヤー)だとポルカドット、チェーンリンク、シンボルなど、これからが楽しみなマイナー通貨を取引できます。
マイナー通貨は価格も安く、将来的に大きく価値が上がるかも知れないという楽しみがあります。
いつかはマイナー通貨にも投資してみたいと考えている方は、取引所ごとの現物取り扱い通貨を事前にチェックしておくことをおすすめします。
レバレッジの取り扱い仮想通貨数を比較
仮想通貨取引所 | 銘柄数 | レバレッジ取り扱い銘柄 |
---|---|---|
Coincheck | 0 | 取り扱いなし |
bitFlyer | 1 | ビットコイン |
DMM Bitcoin | 15 | ビットコイン,イーサリアム,イーサクラシック,リップル,ビットコインキャッシュ,ライトコイン,ステラルーメン,イーサクラシック,ネム,ベーシックアテンショントークン,クアンタム,オーエムジー,モナコイン,シンボル,テゾス |
GMOコイン | 13 | ビットコイン,イーサリアム,ビットコインキャッシュ,ライトコイン,リップル,ネム,ステラルーメン,ベーシックアテンショントークン,オーエムジー,テゾス,クアンタム,シンボル,モナコイン |
SBI VC Trade | 7 | ビットコイン,イーサリアム,リップル,ライトコイン,ビットコインキャッシュ,チェーンリンク,ポルカドット |
仮想通貨(暗号資産)のレバレッジ取引を実施している取引所はそれほど多くありません。
現物取引可能な仮想通貨(暗号資産)が最も豊富なCoincheck(コインチェック)ですが、残念ながらレバレッジ取引は終了し2022年5月現在は対応していません。
bitFlyer(ビットフライヤー)についてはビットコインのみのレバレッジ取り扱いになっています。
レバレッジ取引を優先するなら、DMM Bitcoin、GMOコイン、SBI VCトレードの方が取扱いコインの種類が多いです。
仮想通貨の取引手数料を比較
仮想通貨取引所 | 現物取引手数料 | レバレッジ取引手数料 | ロスカット手数料 | 販売所手数料 |
---|---|---|---|---|
Coincheck | Maker:0.00% Taker:0.00% | 取り扱いなし | 取り扱いなし | 無料 |
bitFlyer | 約定数量 × 0.01~0.15% ※コインの種類により変動 | 無料 | 無料 | 無料 |
DMM Bitcoin | 無料 | 0.04%/日 | 無料 | 無料 |
GMOコイン | Maker:-0.01〜0.03% Taker:0.05〜0.09% ※コインの種類により変動 | 0.04%/日 | 0.5% | 無料 |
SBI VC Trade | 無料 | -0.001〜0.012%/日 ※コインの種類により変動 | 無料 | 無料 |
仮想通貨(暗号資産)取引の手数料は少し複雑ですから、まずは上記の表を見て各取引所を比較してみてください。
仮想通貨(暗号資産)の取引手数料は取引所と販売所で違いがあり、また現物かレバレッジでも違います。
ユーザーと取引所との間で売買を行う販売所形式では基本的に手数料が無料となっていますが、価格にはスプレッドが加算されています。
一方で、ユーザー間で取引を行う取引所形式では、手数料が決まっている取引所と無料の取引所があります。
ただし、取引所での売買は無料と書いてある場合でも表示価格にはスプレッドが上乗せされているため、実際は手数料を支払っているのと同じことです。
仮想通貨取引所のセキュリティを比較
仮想通貨取引所 | コールドウォレット | ファイアウォール / マルチシグ | 二段階認証 | SSL |
---|---|---|---|---|
Coincheck | 100% | ○ | ○ | ○ |
bitFlyer | 約100% | ○ | ○ | ○ |
DMM Bitcoin | 95%以上 | ○ | ○ | ○ |
GMOコイン | 100% | ○ | ○ | ○ |
SBI VC Trade | 即時の資金移動が必要な暗号資産以外 | ○ | ○ | ○ |
大切なお金を守るためには、セキュリティ対策に力を入れている仮想通貨(暗号資産)取引所を選ぶ必要があります。
取引所がハッキングなどの被害にあった場合、口座に入っているお金はもちろん、個人情報まで流出してしまう可能性があるからです。
今回おすすめしている仮想通貨(暗号資産)取引所は全てセキュリティ対策をしっかりと行なっていますが、特に優れていると考えられるのがbitFlyer(ビットフライヤー)です。
bitFlyer(ビットフライヤー)は大手金融機関よりも強度の高い暗号化技術を採用しており、不正アクセスから顧客の情報を守っています。
また、ファイア・ウォールを利用して社内ネットワークを遮断しているため、外部からの攻撃を防御。
顧客が所有するビットコインは約100%コールドウォレットで保管され、ネットワークには接続していないので安全です。
DMM Bitcoinも顧客の資産の95%以上をコールドウォレットで保管している上、毎営業日ごとに資産確認を行っています。
社内セキュリティはbitFlyer(ビットフライヤー)と同じくファイア・ウォールで守られており、社内端末の動きを365日24時間体制で監視しているため不正アクセスの心配がほとんどありません。
各仮想通貨取引所のチャート・アプリの使い勝手
仮想通貨(暗号資産)取引をする中で必ず利用することになるのがチャートやアプリです。
各取引所のチャート・アプリの特徴や使い勝手を下記にまとめました。
Coincheckのチャート・アプリ
Coincheckのスマホアプリは口座開設から取引・送金・通貨別チャットなど、さまざまな機能を兼ね備えているのが特徴です。
チャートは「ラインチャート」と「ローソク足チャート」の2種類があり、15種類の取り扱い銘柄でチャート表示が可能。
シンプルな表示で難しい設定もなく、感覚的に使用できるため初心者でもつまづかずに取引が始められます。
bitFlyerのチャート・アプリ
bitFlyer(ビットフライヤー)のスマホアプリは購入価格と売却価格の中間値や価格の変動率が一画面に表示されており、取引に必要な情報をシンプルにまとめているのが特徴です。
左右のスワイプで別の銘柄チャートにすぐ移動できるため、タイミングを逃さず取引ができます。
ラインチャートの中には銘柄別の色が付いており、パッと見てすぐにどの銘柄のチャートかが分かるのも便利です。
DMM Bitcoin(ビットコイン)のチャート・アプリ
DMM Bitcoin(ビットコイン)のアプリはシンプルなSTモードと多機能なEXモードが用意されており、好みに合わせて使い分けられるのが特徴です。
STモードの見やすいチャートとカンタン注文は初心者でも使いやすく、EXモードに変更すればレバレッジ取引が可能になります。
PC版はチャート機能が充実していて、アプリよりも本格的な取引ができます。
チャートと注文方法、取引に必要な情報がすべて1つの画面に表示。快適な仮想通貨取引を実現します。
GMOコインのチャート・アプリ
GMOコインのアプリは初心者向けの「ノーマルモード」と上級者向けの「トレーダーモード」があり、2通りの使い方があります。
「ノーマルモード」ではシンプルな操作で仮想通貨の購入と売却が可能になっており、「トレーダーモード」を選ぶと仮想通貨の売買に加えてレバレッジ取引や暗号資産FXなど多機能のサービスが利用できます。
縦でも横でも表示できるチャートは4分割にして違う通貨を表示できる仕様。
レジスタンスライン、サポートライン、トレンドラインの描画も簡単ですから、仮想通貨のテクニカル分析をしたい人にも最適です。
SBI VC Tradeのチャート・アプリ
SBI VC Tradeのアプリは使いやすさを重視したスマートなデザインが特徴です。
現物取引からレバレッジ取引の切り替えもスムーズで、入金・送金操作ページなどへのアクセスも簡単に行えます。
チャートは初心者向けのシンプルモードと上級者向けの多機能モードを選ぶことができ、9種類の高機能テクニカルチャートも搭載されています。
複数の仮想通貨取引所の登録と運用がおすすめ
人気の仮想通貨(暗号資産)取引所を比較していくと、それぞれの取引所ごとに得意分野やユーザーへのメリットがあることが分かりましたね。
セキュリティ面で安心度が高いのはbitFlyer(ビットフライヤー)ですが、アプリやチャートが使いやすく感じるのはDMM Bitcoinでした。
スプレッドの狭さや積み立てプランでメリットの大きいCoincheck(コインチェック)は、取り扱う仮想通貨の全てがレバレッジ取引に対応していません。
一方で、GMOコインであれば取り扱い銘柄20種類のうち13種類がレバレッジ取引可能になっています。
SBI VCトレードは取り扱い銘柄は少なめですが、「貸コイン」など独自のサービスを打ち出しています。
このように取引所ごとにメリットがあるため、仮想通貨取引で重視したいポイントをいくつかピックアップして複数の取引所に登録するのがおすすめです。
- それぞれの独自サービスが受けられる
- 取引スタイルに合わせて使い分けができる
- 万が一のリスクを分散できる
- 複数使うことで自分に合った取引所が見つかる
取引形態や仮想通貨(暗号資産)の種類は人によって得意なものが異なり、手数料やスプレッドなども取引スタイルによって損得が変わってきます。
そのため、慣れるまでは複数の取引所で少額投資を試しながら自分との相性を確かめてみるのが良いでしょう。
複数を使い分けてみることで、自分好みのチャートや注文方法に気づくこともよくあります。
取引所への登録は無料で、口座に入金しないまま放置しても特に何も問題は起きません。
仮想通貨(暗号資産)の取引所選びで迷っている方は、気になる取引所に複数登録してみてはいかがでしょう。