Coincheck(コインチェック)は、コインチェック株式会社が運営している国内大手の仮想通貨取引所です。
これから仮想通貨取引所の口座を開設しようと検討している方の中には、Coincheck(コインチェック)の口座は開設しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。
仮想通貨取引所の口座を開設するのなら、なるべく手数料がかからない取引所を選びたいですよね。
今回はCoincheck(コインチェック)の手数料は高いのか、他の大手仮想通貨取引所と比較しながら検討していきます。
Coincheck(コインチェック)の口座を開設しようか悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
※本記事の価格は全て税込みです。
Coincheck(コインチェック)の手数料は?
Coincheck(コインチェック)には大きく分けて以下の4つの手数料があります。
手数料は現金を入出金時や仮想通貨(暗号資産)を入出金時、取引時などさまざまなタイミングで発生します。
仮想通貨(暗号資産)の取引において、手数料はなるべく削減したいコストなので、それぞれの手数料についてしっかり把握しておくようしましょう。
- 入出金手数料
- 仮想通貨(暗号資産)入出金手数料
- 販売所手数料
- 取引所手数料
それではそれぞれの手数料について確認していきましょう。
入出金手数料
仮想通貨取引所では、投資資金となる日本円を入金・出金する際に手数料が発生するケースがあります。
手数料は仮想通貨取引所によって異なり、無料で入金・出金できる取引所もあれば、指定した金融機関や入出金する金額などの条件によって手数料が発生する取引所もあります。
Coincheck(コインチェック)の入金手数料
Coincheck(コインチェック)の入金方法は、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金の3通りです。
各入金方法と発生する手数料は以下の表の通りとなっています。
入金方法 | 手数料 | |
---|---|---|
銀行振込 | 無料(振込手数料の負担有) | |
コンビニ入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 | |
クイック入金 | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1,018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11% + 495円 |
Coincheckの出金手数料
仮想通貨(暗号資産)で利益が確定した後は、日本円に交換した後、Coincheckの口座から自分の銀行口座に出金する必要がありますが、この時にも出金手数料として一律407円が発生します。
なお出金の上限額は、1回あたり5,000万円です。
仮想通貨入出金手数料
仮想通貨(暗号資産)を他の取引所の口座やウォレットから、Coincheckに送金する際に発生する手数料が仮想通貨(暗号資産)における入金手数料です。
また逆のパターンで、Coincheckの口座から他の取引所の口座やウォレットに仮想通貨(暗号資産)を送金する際に発生する手数料が仮想通貨(暗号資産)における出金(送金)手数料です。
Coincheckの仮想通貨入金手数料
Coincheck(コインチェック)では仮想通貨入金手数料が無料となっています。
そのため、すでに他の取引所で仮想通貨を保有しており、これからCoincheckを利用していきたい方は手数料をかけずに仮想通貨を振り込むことができます。
Coincheck(コインチェック)の仮想通貨出金手数料
Coincheck(コインチェック)から他の取引所に仮想通貨(暗号資産)を送金する際に発生する出金手数料は、送金する仮想通貨(暗号資産)によって金額が異なります。
Coincheck(コインチェック)では、仮想通貨(暗号資産)ごとに以下のような出金手数料が設定されています。
仮想通貨 | 手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005ETH |
イーサリアムクラシック(ETC) | 0.01ETC |
リスク(LSK) | 0.1LSK |
リップル(XRP) | 0.15XRP |
ネム(XEM) | 0.5XEM |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001BCH |
モナコイン(MONA) | 0.001MONA |
ステラルーメン(XLM) | 0.01XLM |
クアンタム(QTUM) | 0.01QTUM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 63.0BAT |
アイオーエスティー(IOST) | 1.0 IOST |
エンジンコイン(ENJ) | 30.0ENJ |
オーエムジー(OMG) | 11.0OMG |
パレットトークン(PLT) | 139.0PLT |
サンド(SAND) | 21.0SAND |
ジム(XYM) | 1.0XYM |
ポルカドット(DOT) | 0.1DOT |
なお、Coincheck(コインチェック)のユーザー間で仮想通貨(暗号資産)を送金し合う場合は手数料が無料です。
販売所手数料
販売所手数料とは、ユーザーと仮想通貨取引所の間で仮想通貨の取引を行う際に発生する手数料のこと意味します。
販売手数料は一定ではなく、厳密にはスプレッドが販売手数料のような位置付けになっています。
例えば1BTCのAskが100万円、Bidが97万円の場合、スプレッドは3万円となります。
取引所手数料
取引所手数料とは、ユーザー間で仮想通貨の取引を行う際に発生する手数料です。
取引所手数料は販売所手数料と比較して、手数料が安いため低コストで仮想通貨の取引を行えます。
Coincheck(コインチェック)では取引を行う仮想通貨(暗号資産)によって取引手数料が異なります。
仮想通貨(暗号資産)ごとの取引所手数料は以下の通りです。
Maker手数料 | Taker手数料 | |
---|---|---|
BTC | 0.000% | 0.000% |
ETC | 0.050% | 0.100% |
LSK | 0.000% | 0.000% |
MONA | 0.000% | 0.000% |
OMG | 0.000% | 0.000% |
PLT | 0.000% | 0.000% |
ここまでCoincheck(コインチェック)の4つの手数料について解説しましたが、他の仮想通貨取引所と比較するとCoincheckの手数料は高いのでしょうか?
次項ではCoincheck(コインチェック)と各仮想通貨取引所の手数料を比較していくので、ぜひ参考にしてください。
入出金手数料で比較
各仮想通貨取引所とCoincheck(コインチェック)の入出金手数料を比較して表にまとめてみました。
まずは入金手数料について見ていきましょう。
入金手数料
各仮想通貨取引所とCoincheck(コインチェック)の入金手数料は以下の通りです。
Coincheck | DMM Bitcoin | GMOコイン | bitFlyer | SBI VC Trade | |
---|---|---|---|---|---|
銀行振込 | 無料※1 | 無料※1 | 無料※1 | 無料※1 | ー |
コンビニ入金 | 770~1,018円 | ー | ー | ー | ー |
クイック入金 | 770円~ | 無料 | 無料 | 330円/1件 | 無料 |
Coincheck(コインチェック)を含め、各仮想通貨取引所の銀行振込による入金手数料は無料なため、基本的には入金のときに余分な費用はかかりません。
しかし、Coincheck(コインチェック)以外の取引所はクイック入金による入金も手数料が無料なため、一見すると他の取引所の方がお得に感じてしまいますよね。
ここで1つクイック入金を利用する際に気をつけて欲しい点が最低入金金額です。
入金に必要な最低金額は意外と見落としがちなポイントなので、少額から仮想通貨(暗号資産)の取引を始めてみたい方は特に注意するようにしましょう。
出金手数料
各仮想通貨取引所とCoincheckの出金手数料は以下の通りです。
- Coincheck:一律407円
- DMM Bitcoin:無料
- GMOコイン:無料
- bitFlyer:220円~770円
- SBI VC Trade:無料
取引所の中には出金手数料が無料の取引所もあります。
Coincheck(コインチェック)では一律で407円の出金手数料がかかってしまうので、できることなら出金回数を減らすと取引にかかるコストを抑えられます。
仮想通貨(暗号資産)入出金手数料で比較
各仮想通貨取引所とCoincheckの仮想通貨入出金手数料を下記にまとめてみました。
まずは仮想通貨入金手数料について見ていきましょう。
仮想通貨入金手数料
各仮想通貨取引所とCoincheckの仮想通貨入金手数料は以下の通りです。
- Coincheck:無料
- DMM Bitcoin:無料
- GMOコイン:無料
- bitFlyer:0.0004BTC
- SBI VC Trade:無料
bitFlyerを除く仮想通貨取引所では、仮想通貨入金にかかる手数料は無料となっています。
仮想通貨出金手数料
仮想通貨出金手数料は出金する仮想通貨(暗号資産)によって金額が異なります。
今回はビットコイン(BTC)を対象に各仮想通貨取引所とCoincheckの仮想通貨出金手数料を比較してみました。
- Coincheck:0.0005 BTC
- DMM Bitcoin:無料
- GMOコイン:無料
- bitFlyer:0.0004BTC
- SBI VC Trade:無料
Coincheck(コインチェック)では仮想通貨(暗号資産)を誰かに送付するときに0.0005BTCの手数料が発生してしまいますが、送付相手がCoincheck(コインチェック)ユーザーの場合、手数料は無料となります。
販売所手数料で比較
各仮想通貨取引所とCoincheckの販売所手数料は以下の通りです。
- Coincheck:無料
- DMM Bitcoin:無料
- GMOコイン:無料
- bitFlyer:無料
- SBI VC Trade:無料
ご覧の通り、Coincheckを含め各仮想通貨取引所の販売手数料は無料となっています。
しかし、ここで1つ注意しなかればいけない点は、どの取引所もスプレッドが存在するため、実質的に手数料は発生してしまいます。
取引所手数料で比較
取引所手数料は取引する仮想通貨(暗号資産)によって手数料が変動するケースがあるので、今回はビットコイン(BTC)を対象に比較しました。
各仮想通貨取引所とCoincheck(コインチェック)の取引所手数料は以下の通りです。
Coincheck | DMM Bitcoin | GMOコイン | bitFlyer | SBI VC Trade | |
---|---|---|---|---|---|
Maker | 無料 | 無料※1 | -0.01% | 0.01~0.15% | -0.01% |
Taker | 無料 | 無料※1 | 0.05% | 0.01~0.15% | 0.05% |
取引所で仮想通貨(暗号資産)の取引を行う場合、Coincheck(コインチェック)では取引手数料が発生しないので、初心者の方でも安心して取引を行えます。
Coincheck(コインチェック)のおすすめポイント
Coincheckには以下の3つのおすすめポイントがあります。
- 取引アプリが使いやすい
- 取り扱い銘柄が豊富
- 取引手数料が無料
それではそれぞれのポイントについて見ていきましょう。
取引アプリが使いやすい
Coincheck(コインチェック)ではスマホ用の取引アプリを提供しています。
取引アプリは初心者でもわかりやすいデザイン構成となっており、チャート画面も見やすいといった特徴があります。
また、チャートの確認だけでなく、仮想通貨の売買や入出金にも対応しているため、アプリのみで投資を完結させることも可能です。
取り扱い銘柄が豊富
Coincheck(コインチェック)の取り扱い通貨数は国内最大級※であり、2022年11月時点で全18種類の通貨を取り扱っています。
※2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、Coincheck調べ
BTC,ETH,LSK,XEM,BCH,XLM,BAT,ENJ,XYM,PLT,ETC,XRP,LTC,MONA,QTUW,IOST,OMG,SAND
マイナーなアルトコインまで揃っているため、分散投資もしやすく幅広く選択できる点がCoincheckの強みといえるでしょう。
取引手数料が無料
Coincheck(コインチェック)の取引手数料は無料のため、初心者の方でも安心して仮想通貨の売買を行えます。
また手数料のみならず、日本円の入金も銀行振込を活用すれば無料で行えるため、仮想通貨の取引にかかるコストをさらに抑えることができます。
Coincheck(コインチェック)の手数料は高いとは言えない
- 取引手数料が無料
- 銀行からの入金手数料は無料
- 初心者でも取引しやすいスマホアプリ
- 取り扱い通貨が豊富
Coincheck(コインチェック)の取引手数料は無料なため、初心者の方でも手数料を気にせず取引を行えます。
日本円を入金する際に発生する入金手数料も、銀行振込を活用することで無料にできる点はCoincheckの強みと言えるでしょう。
取り扱い通貨の種類も国内最大級なので、さまざまな通貨の取引を行なってみたい方にもおすすめです。
これから仮想通貨(暗号資産)の取引を始めてみたいけど、取引所選びで悩んでいるという方は、ぜひ一度Coincheck(コインチェック)を検討してみてはいかがでしょうか。