国内にはさまざまな仮想通貨(暗号資産)取引所があり、どこで仮想通貨(暗号資産)取引を始めればいいのかわからない方もいるでしょう。
セキュリティの高さを重視したい方、リスクを抑えてビットコインに投資したい方におすすめなのはbitFlyer(ビットフライヤー)です。
bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコインの取引に関する口コミ・評判でも高い評価を受けています。
この記事では、国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所bitFlyerについて詳しく解説します。
bitFlyerでできることを把握し、自分に合った仮想通貨(暗号資産)取引を始める参考にしてください。
- ビットコインの取引量国内No.1 ※
- 1円から取引可、つみたてにも対応
- 販売・取引操作がシンプル
- 取引・入出金手数料がかかる
- 取引所の取扱銘柄が少ない
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

仮想通貨(暗号資産)への投資の最初の入り口となるのが仮想通貨取引所です。 仮想通貨(暗号資産)取引所にはさまざまな特徴や[…]
※本記事の価格は全て税込みです。
bitFlyer(ビットフライヤー) とは
bitFlyer(ビットフライヤー) | ||
---|---|---|
入出金手数料 | 入金 | 無料〜330円 |
出金 | 220円〜770円 | |
取引手数料(BTC) | 販売所 | スプレッド |
取引所(現物) | BTC:0.01〜0.15% | |
取引所(レバレッジ) | BTC : なし | |
最低取引単位(BTC) | 販売所 | 0.00000001 |
取引所 | 0.001 | |
取扱銘柄数 | 17種類 | |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
bitFlyerは、日本における仮想通貨(暗号資産)取引所としては老舗にあたります。
大手企業からの出資を受けて2018年10月に設立されました。
ビットコインの取引量は6年連続No.1※、ユーザー数250万口座(2021年3月11日時点)。
業界最長7年以上ハッキングゼロという堅牢なセキュリティと、ビットコイン取引の強さが評価されています。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
1円相当額からビットコインが購入でき、つみたてにも対応、レバレッジ取引も可能。
リスクを抑えたい初心者から、リターン狙いの中上級者にもおすすめと評判です。
なお、bitFlyerのレバレッジ取引は証拠金取引と先物取引に分けられ、ビットコインのみ取引できます。
bitFlyer(ビットフライヤー)はビットコインに強い
bitFlyerでは、全部で15種類の仮想通貨(暗号資産)を売買することができます。
なかでもビットコイン取引に強いといわれています。
ここでは、その理由を解説します。
ビットコインの取扱高No.1
bitFlyerは、ビットコインの国内取引量No.1※、数ある仮想通貨取引所の中でも国内トップ水準を誇ります。
さらに、250万人ものユーザーを抱える大手仮想通貨取引所です。
取引量・ユーザー数が多いということは、取引が成立しやすいと言って差し支えないでしょう。
ビットコインをメインに取引したいなら、bitFlyerは有力な選択肢の1つとなります。
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerの取扱銘柄
bitFlyerは、ビットコインを含め全15種類の仮想通貨(暗号資産)を取扱っています(2022年5月調査時点)。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- イーサリアム・クラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- テゾス(XTZ)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
なお、上記は販売所における取扱銘柄です。
取引所で取扱う銘柄は以下の通りです。
- 簡単取引所:1種類(ビットコイン/円のみ)
- bitFlyer Lightning(プロ向け取引所):6種類
bitFlyerで取扱うアルトコインの種類は比較的少なく、ビットコインに力を入れているといえます。
値動きの幅が大きいアルトコインは、リスクが高い分ハイリターンが望める商品ではありますが、将来性が不透明なのが現状です。
初心者はビットコインから始めてみるとよいでしょう。
なお、他社の現物取引における取扱銘柄数との比較は以下の通りです。
サービス名 | 取引所 | 販売所 |
---|---|---|
bitFlyer | 6種類 | 15種類 |
GMOコイン | 11種類 | 18種類 |
Coincheck | 4種類 | 15種類 |
BITPOINT | 13種類 | 9種類 |
安心感・安全性に関する評判
bitFlyer(ビットフライヤー)は1円~最短10分で始められる
bitFlyerでは、仮想通貨(暗号資産)を1円から取引できるうえ、最短10分で口座開設が完了します。
今すぐに仮想通貨(暗号資産)取引を始めたい方、面倒な手続きを省きたい方にピッタリです。
1円~スタートできる
bitFlyerの販売所におけるビットコイン最小発注数量は「0.00000001 BTC」です。
これは1円より小さな額なので、最低1円からでもビットコインを購入できます。
ただし、bitFlyer簡単取引所におけるビットコイン最小発注数量は「0.001 BTC」です。
銘柄によっても最少発注数量が異なるので、口座に入金する際は金額が不足しないよう注意しましょう。
最短10分で始められる
bitFlyerでは、スマホを使って「クイック本人確認」を利用すれば、最短10分で専用口座の開設が可能です。
日本円の入金後、すぐに仮想通貨の売買が開始できます。
「クイック本人確認」に必要な本人確認資料は、以下のいずれか1点です。
- 運転免許証
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
※マイナンバー通知カード不可 - 在留カード※有効期限内
なお、本人確認資料に記載されている住所と現住所が異なる場合は、あらかじめ住所変更手続きが必要です。
bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料は使い方で安くなる
bitFlyerのアカウント作成や維持にかかる手数料は無料です。
ただし、取引を行うときには所定の手数料がかかります。
手数料の金額は「販売所方式」と「取引所方式」、さらにどの銘柄を取引するかによって異なります。
売買手数料
bitFlyerの販売所・取引所における売買手数料は以下の通りです。
- 販売所:無料(スプレッドを負担)
- 取引所:約定数×0.01%~
販売所方式は、bitFlyerを相手とする取引です。手数料は無料ですが、売値と買値の差額(スプレッド)を負担します。
販売所方式のスプレッドは取引所方式の手数料よりも高く設定されることが多く、実質的な負担額が高くなる傾向です。
取引所方式は、他のユーザーを相手とする取引です。
取引所の手数料率は約定数量や銘柄によっても異なりますが、ビットコイン現物なら0.01〜0.15%、アルトコイン現物なら0.01〜0.2%が相場です。
以下の通り、取引手数料は他社と比較しても決して安い方ではありません。
仮想通貨取引所 | 販売所 | 取引所(BTC現物) | 取引所(アルトコイン現物) | レバレッジ取引のスワップ手数料(円/日) |
---|---|---|---|---|
bitFlyer | スプレッド | 0.01〜0.15% | 0.01〜0.2% | 建玉金額×0.04% |
Coincheck | スプレッド | 無料 | 無料 | (レバレッジ取引なし) |
DMMビットコイン | スプレッド ※BitMatchを除く | (取引所なし) | (取引所なし) | 建玉金額×0.04% |
GMOコイン | スプレッド | Maker:-0.01% Taker:0.05% | Maker:-0.01% Taker:0.05% または Maker:-0.03% Taker:0.09% | 建玉金額×0.04% |
その他の手数料
bitFlyerでは、取引以外にも以下の手数料がかかります。
- 入金手数料:330円(税込)※住信SBIネット銀行は無料
- 出金手数料:220〜770円(税込)※出金額や利用銀行により異なる
- 送金手数料(BTC):0.0004 BTC※bitWire除く
各手数料を主要他社と比較しました。
仮想通貨取引所 | 入金手数料 | 出金手数料 | 送金手数料(BTC) |
---|---|---|---|
bitFlyer | 無料〜330円 | 220〜770円 | 0.0004 BTC |
Coincheck | 銀行振込:無料(振込手数料負担) 他の入金:770円〜 | 407円 | 0.0005 BTC (変動型送金手数料) |
DMMビットコイン | 銀行振込:無料(振込手数料負担) クイック入金:無料 | 無料 | 無料 (マイナーへの入庫手数料は顧客負担 ) |
GMOコイン | 銀行振込:無料(振込手数料負担) 即時入金:無料 | 無料 (大口出金:400円) |
スプレッド・手数料に関する評判
手数料を抑える方法
bitFlyerの入金・出金にかかる手数料は、使い方次第で安く抑えることができます。
- 住信SBIネット銀行からクイック入金
- 三井住友銀行から出金
- 1回の出金額を大きくして出金回数を減らす
bitFlyerの入金方法は、銀行振込とクイック入金の2種類から選べます。
このうち銀行振込では各行所定の振込手数料がかかります。
クイック入金の場合は1件330円(税込)、住信SBIネット銀行経由のクイック入金なら無料です。
出金手数料はどの銀行を使っても有料ですが、三井住友銀行を利用すれば安く抑えられます。
3万円未満の出金 | 3万円以上の出金 | |
---|---|---|
三井住友銀行の場合 | 220円 | 440円 |
三井住友銀行以外の場合 | 550円 | 770円 |
出金手数料は1回あたり数百円とはいえ、何度も引き出すとコストが嵩みます。
住信SBIネット銀行と三井住友銀行の口座を作っておき、1度にまとまった額を出金して回数を減らすことが重要です。
bitFlyer(ビットフライヤー)は販売・取引の操作がシンプル
bitFlyerはスマホからでもパソコンからでもスムーズに取引できます。
特にスマホアプリは、投資未経験者でも簡単に取引できるシンプルな画面設計です。
初心者でも利用しやすいスマホアプリ
bitFlyerのスマホアプリ「bitFlyer ウォレット」は多機能で、ブラウザ版とほぼ変わらない機能が利用できます。
資産の入出金や仮想通貨(暗号資産)の取引はもちろん、ウィジェットを活用すれば、アプリを開かなくても仮想通貨の現在価格を確認できます(iOSの動作環境はiOS 14.0以降)。
さらに、bitFlyer ウォレットでは「Pay」という機能を使ってビットコインを簡単に送金できます。
ビットコイン決済対応店舗での支払いや個人間の送金が、QRコードでスムーズに行えるのが魅力です。
スマホアプリの使いやすさ口コミ・評判
bitFlyer Lightningなら視覚的に取引できる
bitFlyerでは、操作が限定的な「簡単取引所」の他に、以下の取引に対応した「bitFlyer Lightning」という取引所があります。
- 仮想通貨(暗号資産)の現物取引
- Lightning FX(ビットコインのFX取引)
- Lightning Futures(ビットコインの先物取引)
bitFlyer Lightningには投資判断に欠かせない多くの指標が表示でき、「簡単にプロと同等のツールを利用できる」ことが魅力となっています。
bitFlyerのアカウントがあればbitFlyer Lightningの利用は可能です。
ただしLightning FX・Lightning Futuresの利用には審査があります。
bitFlyer(ビットフライヤー)のデメリット
ここまで主にbitFlyerのメリットを紹介してきましたが、デメリットもいくつか存在します。
bitFlyerの代表的なデメリット2つを解説します。
- 取引手数料・入出金手数料がかかる
- 販売所メインで取引所の銘柄数が少ない
取引手数料・入出金手数料がかかる
bitFlyerは、他の仮想通貨取引所と比較して取引や入出金にかかるコストが高いことがデメリットです。
販売所の手数料は無料でスプレッドのみ負担しますが、スプレッドの設定が広いため、実質負担額は取引所方式よりも高くなる傾向です。
DMM ビットコインやGMOコインなど、入金・出金ともに無料の取引所があるなかで、この点は見過ごせません。
販売所メインで取引所の銘柄数が少ない
bitFlyerの販売所では15銘柄の仮想通貨が売買できますが、よりコストの低い取引所で売買できる銘柄は、以下の6種類のみ(2022年5月調査時点)です。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
なお、簡単取引所で取扱うのはビットコインのみで、アルトコインの取引にはbitFlyer Lightning(プロ向け取引所)を利用します。
多くの銘柄で取引したい場合は、取扱銘柄数が多いGMOコインなどのアカウントをサブとして持っておくとよいでしょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)の口コミ・評判
- 大手有名取引所で安心
- 取引がシンプルでわかりやすい
- スマホアプリが使いやすい
- 手数料が高い
- 取引頻度が高い場合は要注意
- 取引所の取り扱い通貨数が少ない
おすすめポイントとして、 bitFlyerクレジットカードを発行することで、買い物をする度に、ビットコインがもらえるというサービスは他社にはないものだと感じました。
悪かった点としては、暴騰、暴落時に成り行き注文が出来ないところです。販売所ではなく取引所で指値の注文なら通りますが、それでもエラー表示になる(実際は注文が通っている)事が多いです。
bitFlyer(ビットフライヤー)のよくある質問
bitFlyerのアカウント登録や利用に際してよくある質問を紹介します。
不明点を解消したうえで、登録・取引を開始しましょう。
- Q.口座開設は誰でもできますか?
- Q.口座開設には何が必要?
- Q.bitFlyerはどんな人におすすめ?
- Q.bitFlyerで取引できる時間帯はいつですか?
年齢や居住国など13項目の規定に加え、bitFlyerが定める基準を満たしている必要があります。
口座開設の申込後にbitFlyerが審査を行い、問題なければ「銀行情報登録完了メール」が送信されます。
また、二段階認証をSMS(ショートメッセージサービス)で行う場合には、SMSが受信できる携帯電話番号を用意しておきましょう。
なお、本人確認の方法によって必要な書類・点数が異なります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(通知カード不可)
- 在留カード
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
※現住所の記載がないパスポートの場合、6か月以内に発行された追加書類(納税証明書・社会保険国民年金保険料領収書・公共料金領収書)も必要です。
板取引とは、売買数量と価格を見ながら注文する方法で、取引所で利用できます。視覚的にもわかりやすいので、初心者でも利用できます。
bitFlyerのレバレッジ取引は、bitFlyer Lightningにて行われます。
bitFlyer(ビットフライヤー)は初心者向け|1円~簡単スタート
- bitFlyerは大手企業から出資を受けている
- bitFlyerは1円から取引できる
- bitFlyerの手数料は高め
bitFlyerは大手企業から出資を受けていて、セキュリティ上のリスクも低く、経営体制は申し分ないといえます。
取引所の操作画面が見やすく、複雑な操作を必要としないため、初心者も安心して利用できます。
取引所の取扱銘柄は比較的少ないものの、ビットコインをメインとするならこの点はデメリットになりません。
複数の仮想通貨(暗号資産)取引所アカウントを開設する場合にも、ビットコイン取扱高国内No.1を誇るbitFlyer※は、おすすめの取引所です。
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)