仮想通貨・ビットコインのおすすめウォレット8選|ブラウザ&アプリ

仮想通貨(暗号資産)の一括管理に便利な仮想通貨ウォレット。当記事では仮想通貨ウォレットの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説。ホットウォレットとコールドウォレットの違いと安全性・使いやすさを踏まえて、おすすめの仮想通貨ウォレットを紹介しています。
  • 2023年1月12日
  • 2023年1月12日
仮想通貨・ビットコインおすすめウォレット8選

仮想通貨ウォレットは、自分の保有している仮想通貨(暗号資産)を分かりやすくまとめて、安全に管理ができるツールです。

こちらの記事では、仮想通貨ウォレットの特徴やメリット、おすすめウォレットを詳しく解説しています。

大切な資産である仮想通貨(暗号資産)を専用ウォレットで管理したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事の価格は全て税込みです。

仮想通貨のウォレットとは

スマホに表示されたビットコイン

仮想通貨のウォレットとは、仮想通貨(暗号資産)やNFTなどの暗号資産をまとめて管理するツールを指します。

ネットワーク上のデジタル資産を安全に保管するための「仮想通貨(暗号資産)専用の財布」とも言えるでしょう。

まず最初に、仮想通貨ウォレットの特徴を下記にまとめました。

仮想通貨ウォレットの特徴
  • ホットウォレットとコールドウォレットに大別できる
  • ウォレットには主に5つの種類がある
  • 運営会社によって取り扱い銘柄数が違う
  • アプリやカードなど、タイプも色々

ホットウォレットとコールドウォレットの比較

仮想通貨のウォレットは、大きくホットウォレットとコールドウォレットに分かれています。

ホットウォレットが常にインターネットに接続している一方で、コールドウォレットはオフラインで暗号資産を管理しているのが最大の違いです。

仮想通貨ウォレットホットウォレットコールドウォレット
オンライン常時接続接続なし
セキュリティと安全性ハッキングのリスクがあるハッキングされない
取引速度送金などがスムーズ取引完了まで時間がかかる場合がある
コストパフォーマンス優れているデバイス購入費などが必要な場合がある

ネットに常時接続しているため取引がスムーズで利便性の高いホットウォレットですが、常にネットと繋がっていることでハッキングなどのリスクを不安視する声もあります。

オフラインで管理するコールドウォレットはハッキングの心配がなく安全性が高いと言われますが、取引のたびに時間と手間がかかったり、デバイス購入費が必要になる場合があるのはデメリットと言えるでしょう。

ウォレットは主に5種類

仮想通貨のウォレットには、下記の5つの種類があります。うち2つはオフラインで管理するコールドウォレットです。

種類種別
ウェブウォレットホットウォレット
モバイルウォレット
デスクトップウォレット
ペーパーウォレットコールドウォレット
ハードウェアウォレット

ここからは、まず押さえておきたいウォレットの種類とその違いについて解説します。

ウェブウォレット

ウェブウォレットは、インターネット上でデジタル資産を管理する、暗号資産専用の銀行口座のようなものです。

送金などの取引がいつでも手軽にできますが、常時ネットに接続しているため、ハッキングのリスクに注意が必要です。

ウェブウォレットには仮想通貨(暗号資産)取引所のウォレットも含まれており、初心者の方でも簡単で使いやすいのが魅力です。

仮想通貨(暗号資産)取引所のウォレットを使うときには、コールドウォレットで顧客の資産を管理している取引所を選ぶと安全性が高くなります。

モバイルウォレット

モバイルウォレットとは、AndroidやiPhoneの専用アプリをスマホにインストールして、アプリ内で暗号資産の管理をするウォレットのことをいいます。

資産管理や仮想通貨取引がスマホ1つでできるため、パソコンを持っていない方でも手軽に仮想通貨(暗号資産)を保有することが可能となります。

デスクトップウォレット

デスクトップウォレットは、パソコン専用の仮想通貨ウォレットです。

パソコンにソフトウェアをダウンロードして暗号資産の管理ができるので、ウェブウォレットよりも安心感があります。

ただし、パソコン内で暗号資産を保有するため、パソコンがウイルス感染や故障をした場合のリスクを想定しておく必要があるでしょう。

ペーパーウォレット

ペーパーウォレットとは、暗号資産の保管を行っているアドレスと秘密鍵を紙に印刷して管理するウォレットです。

完全にオフラインでの保管となるためハッキングや流出の心配はありませんが、ペーパーウォレットを失くしたり紙が損傷して読み取れなくなったりした場合、暗号資産を失ってしまうことがあります。

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットもペーパーウォレットと同じように、完全にオフラインで暗号資産の管理が可能です。

ペーパーウォレットが紙なのに対して、ハードウェアウォレットは専用のデバイスを購入し、保有する暗号資産のアドレスと秘密鍵の管理を行います。

手のひらに乗る小さなサイズですから、持ち運びに便利なのもメリットです。

仮想通貨ウォレットと取引所の違い

仮想通貨ウォレットと仮想通貨(暗号資産)取引所の違いは、暗号資産取引ができるかどうかです。

仮想通貨ウォレットは暗号資産を保管・管理する財布の役割ですが、取引所は暗号資産ウォレットとして保管・管理の役割の他に、売買や送金などの取引まで可能。

つまり仮装通貨ウォレットに売買の取引機能も兼ね備えたのが、仮想通貨取引所です。

仮想通貨(暗号資産)取引所で仮想通貨を買うと、自動的にウォレットが開設され、その中で仮想通貨を保有していることになります。

一方、取引所とは別に開設した単独のウォレットでは、仮想通貨(暗号資産)の取引はできません。

従って、複数の取引所を使い分けながら暗号資産を管理したい方は自分専用のウォレットを用意すると便利ですが、決まった取引所しか使わない方は取引所内のウォレットのみを使うのが最もシンプルで簡単な方法です。

おすすめの仮想通貨ウォレット

仮想通貨ウォレットのQRコード

ここからは、使いやすいおすすめの仮想通貨ウォレットを紹介していきます。

まず最初に、初心者の方でもわかりやすい仮想通貨(暗号資産)取引所内のウォレットをチェックしていきましょう。

注目おすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所ウォレット
  • Coincheck(コインチェック)
  • GMOコイン
  • bitFlyer(ビットフライヤー)

Coincheck(コインチェック)

Coincheck

Coincheck
入金手数料無料
出金手数料一律407円
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)無料
最低取引単位(BTC)0.001
取扱暗号資産17種類
レバレッジ取引なし
Coincheckのウォレットの特徴
  • Coincheckの口座開設をすればウォレットが使える
  • 仮想通貨取引から入金・送金、日本円への換金も可能
  • スマホアプリでビットコイン決済もできる

Coincheckの「ビットコインウォレット」なら、仮想通貨(暗号資産)の購入・売却や送金に加えて、相手から送られた仮想通貨を受け取ることも可能です。

また、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)は日本円にして出金できます。

Coincheckでは一定額を超える仮想通貨(暗号資産)をコールドウォレットで管理しているため、万が一ハッキングなどの被害にあってもコールドウォレット内の通貨への被害を防げます。

取引や送金などで頻繁に動く仮想通貨(暗号資産)はホットウォレットで管理しており、利便性と安全性を両立するため2つのウォレットを使い分けているのが特徴です。

GMOコイン

GMOコイン

GMOコイン
入出金手数料無料
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)Maker:-0.01%
Taker:0.05%
取引所(レバレッジ)無料
暗号資産FX無料
最低取引単位(BTC)販売所0.00001 BTC
取引所0.0001 BTC
取扱暗号資産23種類
レバレッジ取引最大2倍
GMOコインのウォレットの特徴
  • GMOコインの取り扱い銘柄すべて取引可能
  • 資産推移グラフでウォレット機能も充実
  • 暗号資産FXの評価損益もウォレットで確認

GMOコインの「暗号資産ウォレット」では、アプリ内で仮想通貨(暗号資産)取引や預け入れ・送金などができます。

過去1年間の資産推移をグラフで確認できるため、保有している暗号資産をしっかり把握できるのも嬉しい点。

取引モードは、初心者向け「ノーマルモード」と上級者向けの「トレーダーモード」を選択でき、高機能のチャートで値動きを分析しながら注文ができます。

GMOコインのウォレットで表示される資産推移には、保有する仮想通貨(暗号資産)の他、暗号資産FXの損益も表示されます。

暗号資産と並行して評価損益をチェックすることで、より具体的に資産状況が把握できるでしょう。

bitFlyer(ビットフライヤー)

ビットフライヤー スマホアプリ

bitFlyer(ビットフライヤー)
入出金手数料入金無料〜330円
出金220円〜770円
取引手数料(BTC)販売所スプレッド
取引所(現物)BTC:0.01〜0.15%
取引所(レバレッジ)BTC : なし
最低取引単位(BTC)販売所0.00000001
取引所0.001
取扱銘柄数17種類
レバレッジ取引最大2倍
bitFlyerのウォレットの特徴
  • コールドウォレットや2段階認証のセキュリティ対策
  • 無料でビットコインが手に入る多様なサービスがある
  • 簡単操作で使いやすいスマホアプリ

bitFlyerの「仮想通貨取引ウォレット」は、顧客の仮想通貨(暗号資産)を分別管理してコールドウォレットにすることで、安全性を高めています。

また、仮想通貨(暗号資産)を外部にうつす場合は2段階認証が必須となっているため、乗っ取りなどで不正に資産が引き出される心配がありません。

ポイ活感覚で楽しめる「ビットコインをもらう」サービスもあり、仮想通貨(暗号資産)の楽しみ方が広がります。

bitFlyerは6年連続でビットコイン取引量が1位を獲得するなど、初心者にも優しい仮想通貨(暗号資産)アプリとして人気です。

100円から注文が出せる少額取引ができるので、はじめて仮想通貨に投資する方も安心ですね。

積立投資にも対応しており、定期的にビットコイン(BTC)を買い増しておきたいと考えている方にも適しているでしょう。

おすすめの仮想通貨モバイルウォレット

次に、人気の高いモバイルウォレットのおすすめを紹介していきます。

注目おすすめモバイルウォレット
  • Ginco
  • coinomi
  • MetaMask

Ginco

仮想通貨ウォレットGinco

Gincoの特徴
  • クライアント型方式のセキュリティー対策で安全
  • ウォレット外の資産状況も一覧で管理
  • 1,000種類以上の通貨のマーケットがチェックできる

Gincoは、スマホアプリで仮想通貨(暗号資産)を管理できるモバイルウォレットです。

ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)リップル(XRP)など、12種類の銘柄に対応

秘密鍵を自分で管理する「クライアント型方式」をとっているため、セキュリティーに強いのが特徴です。

また、ポートフォリオやマーケット情報が見やすく表示されるなど、初心者でも使いやすい高機能のモバイルウォレットと言えるでしょう。

日本の企業が開発・運営しているため全て日本語表示、サポート能力が高いのも評価できるポイントです。

ダウンロードはこちらから

アップルストア グーグルプレイ

coinomi

coinomiウォレットアプリ

coinomiの特徴
  • 1,000種類以上の銘柄に対応
  • アプリをインストールすればすぐ使える
  • アプリ内で仮想通貨の購入やトークンの交換ができる

coinomi1,000種類以上の仮想通貨(暗号資産)とトークンの保管・管理ができるモバイルウォレットです。

スマホにアプリをインストールすればすぐ使えるため、複雑な設定なしでスムーズに使いたい方にもぴったり。

特に安全対策にも力を入れており、セキュリティファーストを掲げて運営されているのが特徴です。

2014年設立から2022年12月現在までハッキングやその他の流出被害に遭ったことはなく、何百万人のアクティブユーザーに安心して資産管理できる環境を提供しています。

なお、公式サイトやアプリの一部が日本語に対応していないので、英語が苦手な方は操作を理解するのに時間がかかるのがデメリットです。

ダウンロードはこちらから

アップルストア グーグルプレイ

MetaMask

MetaMaskウォレットアプリ

MetaMaskの特徴
  • イーサリアムとETHトークン、NFTの一括管理ができる
  • NFTマーケットプレイス「OpenSea」と連携可能
  • アプリのほか、ブラウザ版も使用できる

MetaMaskは、イーサリアム(ETH)やイーサリアム系のトークンを保管できるモバイルウォレットです。

取引所から直接送金できるので、保有している仮想通貨(暗号資産)を整理して安全に保管したい時に便利。

NFTなども一括管理でき、世界中で月間2,000万人以上が利用している人気のウォレットアプリです。

MetaMaskはNFTとのつながりが強く、ブロックチェーンゲームの決済にも使用することができます。

イーサリアム(ETH)を中心に投資している方や、NFTの管理も一緒にしたい方には特にメリットが大きいでしょう。

ダウンロードはこちらから

アップルストア グーグルプレイ

おすすめの仮想通貨デスクトップウォレット

パソコン画面とビットコインチャート

次はパソコン内で仮想通貨(暗号資産)を管理するデスクトップウォレットのおすすめを紹介していきます。

注目おすすめデスクトップウォレット
  • Copay
  • Bitcoin Core

Copay

copayウォレットのロゴ

Copayの特徴
  • パソコンでもスマホでも使えるウォレット
  • 複数の秘密鍵でセキュリティ対策
  • ビットコインとビットコインキャッシュのみ対応

Copayはbitpayが運営しているウォレットで、デスクトップ版とモバイル版の両方が用意されています。

同一アカウントで複数の秘密鍵を設定しており、不正アクセスによる資金流出を防いでいるのがメリット。

CopayのPCとモバイルのウォレットは連携できるため、場所や時間に合わせて使い分けることができるのは便利でしょう。

なお、対応している仮想通貨(暗号資産)は以下2種類のみ。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
モバイルウォレットとデスクトップウォレットの両方のメリットを兼ね備えているため、さまざまなシーンで資産管理を行いたい方におすすめです。

Bitcoin Core

bitcoincoreロゴマーク

Bitcoin Coreの特徴
  • ビットコイン開発者が作ったデスクトップウォレット
  • 容量が大きく初期動作が遅い
  • 日本語に対応している

Bitcoin Coreビットコイン(BTC)公式のデスクトップウォレットです。

ビットコイン(BTC)の公式ウォレットだけあって、ビットコインに関するさまざまな機能が網羅されているのが魅力。

ウォレット機能に加えてブロックチェーン内のトランザクションの検証をしたり、開発側に改善案を提示したりも可能です。

ビットコイン(BTC)の詳細な情報を見ることができ、運営に貢献できる一方で、ソフトウェアの容量が大きいため使用するパソコンへ負担がかかるのがデメリット。

Bitcoin Coreではマイニングを行って報酬を受け取ることもできるので、ビットコイン(BTC)により深く関わりたいと考えている方に適していると言えるでしょう。

仮想通貨ウォレットの選び方

仮想通貨ウォレットの端末

仮想通貨ウォレットを使ってみたいと思っていても、どうやって選べば良いか分からないかもしれません。

ここからは、仮想通貨ウォレットの選び方で押さえておきたいポイントを紹介していきます。

ウォレットの種類

ウォレットには、先ほど紹介した通り下記の5種類あります。それぞれのメリット・デメリットをおさらいしましょう。

ウォレットの種類メリットデメリット
ウェブウォレット(取引所ウォレット)送金などの取引が常時可能ハッキングのリスクがある
モバイルウォレットスマホ1つで外出先でも手軽に取引ハッキング・ウイルス感染のリスク
デスクトップウォレット取引所が破綻しても資産を守れるウイルス感染や端末故障のリスク
ペーパーウォレットハッキングや流出のリスクがない紛失や紙の損傷リスク
ハードウェアウォレットハッキングや流出のリスクがない専用デバイスが必要、紛失リスクがある

利便性か安全性、どちらを重視するかで選ぶべきウォレットが変わります。

  • 利便性を追求したい
    ⇒ウェブウォレット(モバイルウォレット)
  • 安全性を追求したい
    ⇒ペーパーウォレットまたはハードウェアウォレット

初心者の方や利便性を優先したい方には、スマホアプリでも簡単に管理できるウェブウォレットがおすすめです。

セキュリティを求めたい、ビットコインのマイニングなど高度な機能を使いこなしたい方には、デスクトップウォレットやハードウェアウォレットも良いでしょう。

頻繁に資産確認はせず、「とにかく安全に仮想通貨(暗号資産)を保有して管理したい」という方には、ペーパーウォレットが適しています。

セキュリティの高さ

仮想通貨ウォレットのリスクで一番大きいのは、外部からのハッキングや不正アクセスで資産が流出してしまうことです。

安全性を高めるためには、以下のような対策を講じているウォレットを選ぶことが大切です。

  • 複数の秘密鍵で本人以外が外部に仮想通貨(暗号資産)を送ることができないように制限できる
  • コールドウォレットで保管して仮想通貨(暗号資産)のハッキング被害を防止

また、運営元のユーザー数や実績・信頼性にも着目し、不安要素のあるウォレットは最初から選ばない方が良いでしょう。

使いやすさ

大切な資産を預ける仮想通貨ウォレットは、いつでも自分の保有する仮想通貨(暗号資産)にアクセスできたり、複数の銘柄が分かりやすく表示されたりと、使いやすいと感じるものを選んでください。

そして、使いやすさの重要な要素とも言えるのが日本語に対応しているかどうかです。

いくら高機能のウォレットでも日本語表示がなければ使いにくいですし、大切なメッセージを見落とす可能性もあります。

日本語対応で最も利用者数の多い仮想通貨ウォレットは、上記で紹介した「Ginco」になります。

また、仮想通貨(暗号資産)の送金のしやすさや資産分別の分かりやすさなど、全てチェックした上で使いやすいかどうか確かめることをおすすめします。

保管できる仮想通貨の種類

セキュリティ・使いやすさ以外には、保管できる仮想通貨の種類も見ておきたいポイントです。

ウォレットによって、対応している仮想通貨(暗号資産)の種類はさまざまです。

1,000種類以上のトークンが保管できるウォレットもあれば、ビットコイン(BTC)にしか対応していないウォレットも。

そのため、仮想通貨ウォレットを選ぶ時には、自分が保有している銘柄が対応しているか必ず事前に確認しておきましょう。

仮想通貨ウォレットの作り方

パソコンを操作する人

利用する仮想通貨ウォレットを選んだら、実際に作ってみましょう。ここではモバイルウォレットの作り方を説明します。

日本語表示で対応する仮想通貨の種類も多い「Ginco」を例に、仮想通貨ウォレットを作る手順を見ていきましょう。

  1. STEP.
    アプリをダウンロードする
    スマホのアプリストアからGincoをインストールします。

    ダウンロードはこちらから

    アップルストア グーグルプレイ
  2. STEP.
    ユーザー名を登録する
    アプリを起動して「今すぐ始める」をタップ。ユーザー名を入力して「次へ」をタップ
  3. STEP.
    パスワードを設定
    数字六桁の暗証番号を入力して、利用規約などをチェックして同意したあと「Gincoを始める」をタップ
  4. 登録完了

実際にGincoのウォレットで仮想通貨(暗号資産)を保管・管理した場合は、下記のように一覧で資産が表示されます。

仮想通貨ウォレットGincoのポートフォリオ

Gincoのようなアプリ型のモバイルウォレットは、インストールから簡単な設定を行うのみでスムーズに始められるのがメリットです。

また、仮想通貨取引所も口座を開設するだけで同時に仮想通貨ウォレットが持てるので、手間や時間をかけずに始めたい方には適していると言えるでしょう。

ウォレット内の仮想通貨の移動・送金方法

取引所から仮想通貨ウォレットに送金したり、ウォレット内の仮想通貨(暗号資産)を移動させたい時の方法を説明します。

まず、取引所から仮想通貨ウォレットに送金したいときは、送金する銘柄や金額を入力して、送金先のウォレットのアドレスを指定します。

下の画像はCoincheckから送金する場合の、入力画面です。

Coincheckの送金画面

基本的に仮想通貨取引所もウォレットですから、送金はウォレットからウォレットに送るという形になります。

送金先に指定するアドレスはウォレットごとに指定されており、QRコードから入力できるウォレットも多くあるので便利です。

下の画像は、Gincoでユーザーごとに付与されるアドレスとQRコードです。

GincoのアドレスとQRコード

仮想通貨ウォレットから別のウォレットに資産を移動させる場合も、取引所からの送金と同じようにアドレスを指定して移動させることになります。

仮想通貨ウォレットからの送金にかかる時間

仮想通貨ウォレットからの送金は、取引所間の送金に比べて時間が長くかかる傾向があります。

ネットワーク状況によって数秒で完了する場合もあれば数日かかることもあるので、日数に余裕を持って操作しておいた方が良いですね。

仮想通貨ウォレットに関するQ&A

ビットコイン

仮想通貨ウォレットを作る時によくある質問・疑問をまとめました。

仮想通貨ウォレットを使うメリットは何ですか?
仮想通貨ウォレットの最大のメリットは、保有している暗号資産をまとめて管理できることです。複数の取引所を利用していると詳細な資産状況が分かりにくいため、ウォレットを活用して定期的に暗号資産の推移を確認しておくと安心です。

仮想通貨ウォレットの送金には税金がかかりますか?
仮想通貨取引所から自分のウォレットに送金する場合は、どちらも自分の資産なので税金はかかりません。しかし、自分とは別の名義のウォレットに送金すると、贈与税や所得税がかかることがあるので注意が必要です。

仮想通貨ウォレットの安全性は?
仮想通貨ウォレットも通常の取引所と同じように、顧客情報の流出やハッキングのリスクは存在します。そのため、コールドウォレットや秘密鍵を導入しているウォレットを選んだり、運営元の信頼性を定期的にチェックしたりすることが大切です。

仮想通貨ウォレットには手数料がありますか?
仮想通貨ウォレットの手数料はそれぞれ違いますが、例えば上記で紹介したMetaMaskであれば、送金などの取引を行った場合に「ガス代」として手数料を支払います。手数料を節約しながらウォレットを使いたい場合には、仮想通貨取引所のウォレットがおすすめです。

仮想通貨(暗号資産)ウォレットを活用して分かりやすい資産管理を

ビットコインのチャート画面

仮想通貨ウォレットの特徴やメリット、おすすめウォレットなどを解説しました。

いろいろな仮想通貨(暗号資産)への投資を一定期間続けていると、自分の保有する資産を把握しにくく感じることもありますよね。

そんな時にウォレットを導入すれば、下記のようなメリットが期待できます。

仮想通貨ウォレットのメリット
  • 保有している暗号資産を分かりやすく管理できる
  • 仮想通貨についての理解を深められる
  • 自分で選んだ安全な環境で仮想通貨を保管できる
  • 仮想通貨での決済や送金にも便利

仮想通貨(暗号資産)の投資で複数の銘柄を保有しているという方は、この機会に仮想通貨ウォレットも検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事で掲載している仮想通貨(暗号資産)等に関する記事は事業者が提供している情報に基づいていますが、その内容を保証するものではありません。

※本記事は仮想通貨(暗号資産)等に関する情報の提供を目的としており、商品を提供する事業者との代理契約や媒介、斡旋を行うものではありません。

※本記事の仮想通貨(暗号資産)等に関する記事内の情報は各事業者が公開している、または、提供を受けた情報に基づいています。取引条件の詳細等はご利用者様自身で、各事業者にお問い合わせください。

※当社は、本記事に起因してユーザーに生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。

※当社は、本記事に関して、ユーザーと他のユーザーまたは第三者との間において生じた取引、連絡または紛争等について一切関知せず、責任を負いません。

※当社は、本記事からリンクされた第三者が運営するサイトに関して、いかなる保証もいたしません。ユーザーのご判断でご利用ください。